著者:マネたま転職研究所 2022年10月3日更新

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年収500万は勝ち組?割合・職業・手取りを男性と女性に分けて紹介します!

アップロード日2022/09/27

マネたま転職編集部

年収は、仕事のモチベーションを維持・向上させる要素です。

額面アップを目的に転職することも一般的になりました。

ひとつの到達点として目指したいのが、「年収500万円」です。

この記事では、年収500万円に到達できる職業や性別別の割合を紹介するとともに、年収500万円貰っている人は勝ち組と呼べるのかどうかを検証します。

年収500万円は勝ち組?データで分かる年収500万円のすごさ

平均年収と年収中央値

年収500万円が勝ち組かどうかを知る目安として、「平均年収」と「中央値」があります。

なかでも、中央値は年収の額面に左右されないので、年収500万円が勝ち組かどうかを客観的に知るのに最適です。

以下に、国税庁が公開している「令和2年分民間給与実態統計調査」と厚生労働省「賃金構造基本統計調査 」を参考に、20代〜30代の平均年収と中央値を性別ごとにまとめました。

20代〜30代の平均年収と中央値(各性別)

年齢・性別 平均年収 中央値(※)
20歳~24歳・男性 277万円 255万円
20歳~24歳・女性 242万円 223万円
25歳~29歳・男性 393万円 362万円
25歳~29歳・女性 319万円 293万円
30歳~34歳・男性 458万円 421万円
30歳~34歳・女性 309万円 284万円
35歳~39歳・男性 518万円 477万円
35歳~39歳・女性 311万円 286万円
40歳~44歳・男性 571万円 525万円
40歳~44歳・女性 317万円 292万円
45歳~49歳・男性 621万円 571万円
45歳~49歳・女性 321万円 295万円
50歳~54歳・男性 656万円 604万円
50歳~54歳・女性 319万円 293万円
55歳~59歳・男性 668万円 619万円
55歳~59歳・女性 311万円 286万円
60歳~64歳・男性 521万円 479万円
60歳~64歳・女性 257万円 236万円
65歳~69歳・男性 421万円 387万円
65歳~69歳・女性 208万円 191万円
70歳以上・男性 357万円 328万円
70歳以上・女性 191万円 176万円
※出典:武蔵コーポレーション株式会社 ウェルスハック|【年収の中央値は約399万円】年代・業種・地域別の10項目で徹底調査

上記に加え、令和2年分民間給与実態統計調査によると、調査対象全体の平均年収は433万円(男性:532万円、女性:293万円)とのことです。

給与所得者数は、5,245万人(対前年比0.2%減、10万人の減少)で、その平均給与は433万円(同0.8%減、33千円の減少)となっている。
男女別にみると、給与所得者数は男性3,077万人(同1.5%増、44万人の増加)、女性2,168万人(同2.5%減、55万人の減少)で、平均給与は男性532万円(同1.4%減、75千円の減少)、女性293万円(同1.0%減、29千円の減少)となっている。
出典:国税庁|令和2年分 民間給与実態統計調査

年収500万円に到達する年齢は、平均年収では男性35歳、年収中央値では男性40歳~となっており、女性は平均年収・年収中央値ともに年収500万円に到達していないのが現状です。

女性で年収500万円以上を貰っている人は年齢を問わず、男性なら20代で年収500万円を貰っている人は「勝ち組」と言えます。

年収500万円以上貰っているの人は全体の約3割

年収500万円以上を貰っているのは全体の約3割です。

年収500万円以上の勝ち組の割合

区分 全体 男性 女性
500万円超~600万円以下 10.2% 13.4% 5.7%
600万円超~700万円以下 6.5% 9.2% 2.6%
700万円超~800万円以下 4.4% 6.5% 1.5%
800万円超~900万円以下 2.8% 4.1% 0.8%
900万円超~1,000万円以下 1.8% 2.8% 0.4%
1,000万円超~ 4.6% 7.1% 1.1%
※出典:国税庁|令和2年分民間給与実態統計調査

約3割という数字を知ると、「年収500万円=勝ち組」という印象が薄れてしまいます。

しかし、転職市場でハイクラス案件とされる年収800万円以上を除けばたったの2割です。

年収500万円以上は待遇も良く、また、社会的地位や社内での実力が評価されています。

ハイクラス案件へのチャレンジも現実的です。

社会的に見れば、十分に「勝ち組である」と言えます。

働くことへの満足度が高いのも勝ち組の証

リクナビNEXTでは、年収500万円のビジネスパーソンを対象に独自調査を実施しました。

収入に対して不満が無いとする回答は67%、仕事内容に関しても76%と、どちらも半数以上のビジネスパーソンが収入や仕事内容に不満は無いようです。

収入の満足度 割合
とても満足 8%
満足 21%
特に不満はない 38%
不満 22%
とても不満 11%

出典:リクナビNEXT|年収500万円正社員の月収や手取り、貯金額は?

仕事内容の満足度 割合
とても満足 10%
満足 26%
特に不満はない 38%
不満 18%
とても不満 8%

出典:リクナビNEXT|年収500万円正社員の月収や手取り、貯金額は?

年収500万円は、普通に暮らしている分には何不自由無く生活できます。

アンケートでは、それが不満を感じにくくさせる理由であることが分かりました。

年収500万円以上の勝ち組になる可能性が高い業種・職種

国税庁「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、平均年収500万円以上の業種は「建設業」「製造業」「電気・ガス・熱供給・水道業」など複数あります。

業種 平均年収
建設業 468万円
製造業 461万円
卸売業・小売業 342万円
宿泊業・飲食サービス業 231万円
金融業・保険業 580万円
不動産業・物品賃貸業 389万円
運輸業・郵便業 408万円
電気・ガス・熱供給・水道業 658万円
情報通信業 562万円
学術研究・専門・技術サービス業 教育・学習支援業 463万円
医療・福祉 365万円
複合サービス事業 416万円
サービス業 325万円
農林水産・鉱業 276万円

出典:国税庁|令和2年分民間給与実態統計調査

転職エージェント「doda」が、正社員として働いている利用者約45万人のデータをまとめた資料によると、平均年収は、業種別で「投資 / 投資顧問」の662万円が、職種別では「投資銀行業務」の903万円が1位となっています。

業種 平均年収
投資 / 投資顧問 662万円
たばこ 652万円
医薬品 628万円

出典:doda|平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】

職種 平均年収
投資銀行業務 903万円
運用(ファンドマネジャー / ディーラー) 744万円
MR 713万円

出典:doda|平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】

資料を見てみると、職種別では専門職、業種別ではメーカーや金融、メディカル関連といった安定企業・有名企業は年収が高い傾向にあります。

日本において、年収500万円以上は市場価値が高いことの現れです。

その点でも「勝ち組」と捉えることができます。

年収500万円の生活レベルはどのくらい?

年収500万円だと、実際に手元に残るお金は400万円前後となります。

独身の方は扶養家族のいる方と比べて所得控除が少ない分、手取りも少ないです。

ここでは、独身の場合と扶養家族がいる場合の手取り金額から、生活レベルを探ります。

独身で一人暮らしの場合

手取り月収は30万円程

独身で一人暮らしの場合、年間の税金額は約39万円、社会保険料は約72万円です。

500万円-(39万円+72万円)=389万円となります。

実際に手元に残るお金は、380万円台〜390万円台です。

389万円を12で割ると、手取り月収は約32万円となります。

都内で豊かな生活ができる

贅沢をせずに普通に暮らしている場合、かなり充実した生活を送れます。

以下に、一人暮らしに掛かる生活費をシミュレーションしました。

家賃は手取り月収の約1/3にあたる10万円に設定し、その他の項目は、総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯」で公開されている平均値を参考にしています。

区分 生活費
家賃 10万円
光熱費 約1万円
通信費(スマートフォン・インターネット) 約1万円
食費 約4万円

上記を合計すると、独身一人暮らしの平均生活費は約16万円です。

手取り月収32万円から生活費を引いても16万円残ります。

交際費に数万円使っても、十分に貯金することが可能です。

経済面に余裕があり、不自由なく生活が送れる他、イレギュラーにも対応できる経済力があるので、独身で年収500万円の方は勝ち組と言えます。

夫・妻(専業主婦)・子ども(18歳未満)の3人暮らしの場合

手取り月収は独身よりも3万円前後増える

家族3人暮らしで年収500万円の場合、税金額が約20万円、社会保険料が約78万円です。

手取り年収は、500万円-(20万円+78万円)=402万円となります。

手取り月収は33万5,000円です。

独身の方に比べて社会保険料の支払い額が増加するものの、配偶者控除と扶養控除が受けられるため、独身よりも手取り額がアップします。

毎月手元に残るのは5万円~6万円

以下に、手取り月収33万5,000円で生活シミュレーションをしました。

区分 生活費
家賃 10万円
光熱費 約2万円
通信費(スマートフォン・インターネット) 約1万5,000円
食費 約8万円

上記の合計額は約21万5,000円です。

交際費や消耗品を入れると、手元に残るお金は5万円〜6万円程となります。

何かのトラブルで赤字となる月も出てくるはずです。

「勝ち組」と聞いてイメージする生活は送るのが難しいものの、共働きをすれば、安定した生活を送れます。

勝ち組かどうかは地域によっても異なる

地域によって物価や賃貸相場が異なるため、年収500万円が勝ち組かどうかの判断は住んでいる地域によっても変わってきます。

dodaでは、エージェントサービス利用者のデータを基に、エリア別に平均年収を調査し、その結果をランキング形式で公開しました。

以下は、平均年収が高いエリアから順にランキング形式にまとめた表です。

エリア 全体の平均年収 男性の平均年収 女性の平均年収
関東 422万円 471万円 362万円
東海 393万円 433万円 327万円
関西 383万円 428万円 325万円
中国・四国 377万円 411万円 318万円
北信越 374万円 407万円 312万円
北海道・東北 369万円 401万円 314万円
九州・沖縄 365万円 401万円 312万円
※出典:doda|平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】

平均年収が低いエリアは、賃貸相場や物価も安くなります。

上記に加え、エリアに含まれる地域の平均年収を調べることも大切です。

例えば関東エリアの場合、東京都の平均年収は438万円(男性:490万円、女性:383万円)ですが、都心へのアクセスが良好な埼玉県の平均年収は397万円(男性:444万円、女性:333万円)と、同じ関東エリアであっても大きな差があります。

生活に支障が無い範囲で、自分の年収よりも平均年収が低いエリアで生活すれば生活費が浮き、余裕のある生活が送れるため、周囲からは「勝ち組」と認識されやすいです。

年収500万円の勝ち組になるためにすべきこと

キャリアアップ転職にチャレンジする

年収をアップする方法として最初におすすめするのが転職です。

経験を活かしたキャリアアップ転職なら、年収500万円が叶う可能性が高まります。

転職活動は、退職せずに行うのがポイントです。

退職すると前職の年収よりも低い額を提示されるケースが多々ある他、転職活動期間が長期化すれば経済的にも困窮します。

転職活動と仕事を両立すれば、転職活動が長期化しても安心です。

転職は年収アップを果たすひとつの手段でもあり、自分の市場価値を知り仕事への目標感を持つ良いきっかけにもなりますよ!

参考年収500万円の生活レベルはどれくらい?目指すためのポイントも解説

副業をする

近年では働き方改革の一環として副業を解禁する企業が増えました。

もし、勤めている企業が副業を許可しているのなら、副業をするのがおすすめです。

空いている時間を有効活用して取り組めば、年収を大幅にアップできます。

ただし、本業に支障が出てしまうと社内評価に影響するので、副業のし過ぎは禁物です。

昇給&自己研鑽のために資格を取得する

転職活動や副業は、時には本業に影響を与えてしまいます。

そういった点を考慮すると、手当てをもらうために資格取得の勉強に励んだりするのもおすすめです。

早く昇進・昇格する

今の会社を手放すことは望んでいないが、副業を禁じられており収入アップをプラスアルファで実現しづらい環境に身を置いている人も少なくないことでしょう。

転職も副業もせず年収アップを実現させるためには、一刻も早く社内で昇給する他ありません。

実際、昇進・昇格は上に就く上司の力加減やタイミングによって左右されることも現実ではありますが、日頃から成果を上げることにコミットし社内的に積極性をアピールしておくことでチャンスに恵まれる可能性は高まります。

上司とキャリアの擦り合せをしっかり行い、定期的にある面談時には自身が思い描くキャリアの実現に向けた明確な意志や目標を伝えられるように準備しておきましょう。

転職という選択をせず今の会社で年収アップを実現するためには、同期よりも早いタイミングでの昇進・昇格をすることが最も近道です。人事事は思い通りにいかない場面もあるかもしれませんが、チャンスを掴むためには行動あるのみです。

参考20代、30代前半で年収500万は勝ち組?稼ぐのはすごい難しい?どんな企業や職業の割合が高いの?

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年収アップを目指す人におすすめの転職エージェント

年収500万という数値が高いか低いかについては、年齢や価値観などにより人それぞれ受け取り方が異なることでしょう。

いずれにせよ 、 今の会社での収入状況に満足しておらず、まだまだ先の長い将来を見据えてもっと高みを目指したいという人におすすめなのが転職エージェントの活用です。

以降ではこれまでのキャリアを活かした転職で年収アップを目指す人に特におすすめの転職エージェントをご紹介します。

参考年収500万円は勝ち組?すごい?【データから読み解く】

リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界トップの求人保有数を誇る大手総合型の転職エージェントです。

総求人数は約50万件超(2022年8月時点)で、非公開求人や独占求人を豊富に取り揃えているため、転職における選択肢の幅と共に可能性を広げていけることに期待できます。

業界トップを走り続けるリクルートならではのネットワークや実績を活かした転職ノウハウにより多くの転職者が転職と同時に年収アップを実現しています。

転職するかどうか、どの転職エージェントを選ぶべきかなどと悩んでいる人はまずはひとつ登録をおすすめする転職エージェントです。

doda

出典:doda

dodaはリクルートエージェントに次ぐ業界トップクラスの求人数を誇る大手総合型の転職エージェントです。

非公開求人数は非公開ながらも、公開求人だけでも15万超え(2021年9月時点)。あらゆるタイプの求人を取り揃える中でも、とりわけIT・Web業界の求人に強いことも特徴のひとつです。

dodaは求人紹介をはじめとした個別転職支援はもちろん、まずは求人をチェックしたい人に向けた求人掲載サイトとしての機能やスカウト制サービスの3つのサービスを提供しており、転職者の転職活動スタイルや転職活動の過程に応じて使い分けができることもdodaならではの魅力。

実践に役立つツールやコラムなども充実しているため、年収アップの実現に向けて活用することをおすすめします。

パソナキャリア

出典:パソナキャリア

パソナキャリアは人材派遣サービスで名高い株式会社パソナが運営する大手総合型の転職エージェントです。

様々な業界や職種の求人を扱う中でも、東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・名古屋の求人が豊富であり、20代半ば〜30代半ばの利用者層が最も多いとされています。

質の高いハイクラス向けの求人に力を入れているパソナキャリアでは、年収800万円以上の求人が約半数を占めており、年収アップ率は60%超の高実績があることも魅力で、手厚いサポート力が定評。

キャリアに前向きな女性の転職サポートも得意としており、転職と同時にキャリアアップ&年収アップを目指す男女共々におすすめです。

ビズリーチ

出典:ビズリーチ

ビズリーチは国内最大級規模のスカウト制のハイクラス向け転職エージェントです。

国内・海外問わず、管理職や専門職をはじめとしたハイキャリア向けの求人を多数保有しており、年収1,000万円以上のプロフェッショナル向け求人が3分の1以上を占めています。

ただし、会員登録時には一定の審査がありますが審査条件は明かされていません。

会員属性によっては利用できるサービスの範囲と共に利用料が有料のケースがあります。

興味のある人は自分の市場価値をはかるためにも登録し、審査が通過したら試しに利用してみることをおすすめします。

一流企業や優良企業、ヘッドハンターからスカウト連絡があるため、今の会社以外での自分の可能性を知ることで年収アップに繋げていけるかもしれません。

年収500万に関する気になるQ&A

年収500万円が低いか高いかは人によって受け取り方が異なることでしょう。

一般的に単身世帯かどうか、家族の人数によっても必要とする年収の高低は変わってきます。

実際に年収500万暮らしをするうえで気になることをまとめたので、気になる人はひとつ参考にしてみてください。

参考年収500万円の女性は勝ち組なのか?手取りや生活実態を把握しないと生活が回らない

【Q1】年収500万で結婚は可能?

年収500万円あれば結婚は十分に可能と言えます。ただし、年収500万円で家族を養うとなると、将来的に子供が生まれ、家族が増えた際の出費を考えると生活レベルは下がり贅沢はできないことでしょう。最近では夫婦共働きの家庭も増えているため、夫の年収だけでなく働く妻の年収を足すことで世帯年収を増やすという選択肢をとり、少しでも生活に余裕を持たせる工夫をすることもひとつです。

まとめ|年収500万円が勝ち組かどうかはさまざまな要素で決まる!

年収500万円は勝ち組かどうかについて解説しました。

会社員で年収500万円以上を手にする人は全体の3割です。

平均年収や年収中央値を見てみても分かる通り、日本において年収500万円は高額な部類に入り、また、会社でも高い評価を得ているため、社会的に見れば「勝ち組」と言えます。

しかし、家族構成や年齢、住んでいる地域によって生活レベルや平均年収・年収中央値が異なるため、一概に「年収500万円=勝ち組」と断定することができないのが現実です。

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