著者:マネたま転職研究所 2024年2月27日更新

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新卒1年目で転職したい!現実は厳しい?転職成功のためにやるべきこと

アップロード日2023/10/19

マネたま転職編集部 [PR]

「入社した会社がイメージと違った」「違う職種に興味が出てきた」など、さまざまな理由から新卒1年目で転職したいと考える人は一定数います。

しかし、新卒1年目での転職には不安があるものです。

この記事では、転職したいと悩む新卒1年目が転職をポジティブに捉えられる情報と合わせて、転職を成功させるためにやるべきことをまとめました。

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新卒の早期退職割合と退職理由

まず新卒で転職したいと感じている人は、自分と同じような考えを持つ「新卒の早期退職割合」について気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで新卒の早期退職割合とその退職理由について詳しく解説していきます。

早期退職する新卒1年目は全体の3割以上を占めている

出典:厚生労働省|新規学卒就職者の離職状況を公表します

厚生労働省が公表している資料によると、新卒〜3年以内の早期退職者は、「中卒:55.0%」「高卒:36.9%」「短大卒:41.4%」「大卒:31.2%」です。

最終学歴を問わず、新卒1年目での早期退職率が最も高くなっています。

また、勤続年数が長くなるにつれ退職率が下がっているのが印象的です。

転職したいと思ったら、早めに動いている人がたくさんいることが分かります。

参考「新卒で入社したけど転職したい・・・」注意すべき3つのポイントとは

新卒で転職したいと思った理由で多いのは『仕事内容のミスマッチ』

2022年1月、転職エージェント「UZUZ」では、902名(既卒者:297名、第二新卒者:605名)の男女を対象にしたアンケート調査の結果を公開しました。

以下は、「現在転職を考えている理由を教えてください」という理由の回答数をまとめたものです。

現在転職を考えている理由を教えてください。
1位将来の目指す方向に近づくため19.9%
2位スキルが身につかない環境のため15.4%
3位年収が低いため(将来的にも上がりづらいため)13.4%
4位人間関係がよくないため9.2%
5位入社前に聞いていた条件と違っていたため8.5%
6位現職の残業時間が長すぎるため5.9%
7位現職の休みが少なすぎるため5.6%
7位しっかりとした教育体制のある会社で働くため5.6%
9位シフト勤務が嫌なため3.6%
10位体調を崩したため2.9%

出典:UZUZ|【調査リリース】20代若者の就職・転職活動に関する実態調査

転職理由1位は「将来の目指す方向に近づくため」です。

新卒の大半は、就きたい業種・職種を絞って就職活動をしていますが、希望が叶っても、「実際に働いてみたらイメージと違った」となる可能性はあります。

仕事内容が自分に向いていない、仕事を続けていく未来を想像できないなど、入社早々に仕事に対してネガティブな感情を抱いてしまうと、モチベーションの維持・向上に影響が出てしまい、結果として「転職したい!」と思うようになるのは明白です。

上位3つの理由を見てみると、キャリアにとって少しでもプラスになるようにと、ポジティブに転職活動を進めていることが分かります。

参考「新卒だけど転職したい」第二新卒の方必見!転職する際の注意点や失敗例とは?

新卒なら「転職したい」という気持ちに素直になっても大丈夫

新卒で転職する人は一定数おり、また、転職理由に関するアンケート結果を見てみると、自身のキャリアのために、ポジティブに転職を選択していることが分かりました。

ここでは、転職したいけど不安な新卒に向け、転職に前向きになれる情報をご紹介します。

現在は未経験求人が多く、第二新卒に対して好意的な企業が多いことから、転職したい気持ちに対して素直に行動しやすいようです。

「転職が怖い、動けない」時に合わせて読みたい

「転職が怖い、動けない」は普通の感覚|原因と失敗しないための方法とは

退職理由が明確になっても、実際に転職するのが怖いと感じている人も多いかもしれません。転職が怖いと感じる原因や解決方法について詳しく解説します。

未経験者歓迎求人は例年全体の50%以上を占めている

出典:エン転職|2022年版採用トレンド丨エン転職のデータをもとに調査

求人転職サイト「エン転職」が公開したデータによると、未経験歓迎求人は「2020年:79%」、「2021年:59%」、「2022年:63%」となっており、エン転職に求人を掲載している企業の半数以上が未経験者を歓迎していることが分かります。

「新卒から定年まで同じ会社に勤める」という考えが変化したこと、そして、少子高齢化やフリーランスが普及したことによって、多くの企業で若手人材が不足している状況です。

コロナ渦で低迷した経済が回復の兆しを見せており、有効求人倍率も上昇傾向にあります。

こうした背景から、未経験者や20代の求職者を積極的に中途採用しようと動く企業も増えて、新卒1年目が早期退職してもマイナスな評価になりにくいです。

第二新卒を戦力として考える企業が増えている

新卒新規卒業者の略称。学校を卒業した年に就職する人のこと。転職・就職においては、大学卒業以上を指していることが多いです。
第二新卒新卒で入社した会社を入社後3年以内に退職・転職する人のこと。
既卒学校を早津業した後、就職した経験が無い人のこと。転職・就職においては、20代までを既卒としています。学校卒業後3年以内であれば、新卒として企業にエントリーが可能。

転職したいと思っても動き出すことに不安があるのは、「第二新卒は転職に不利」というイメージがあるためです。

先にも記した通り、現在は、第二新卒に最適な未経験者歓迎求人がたくさん見つかります。

若手人材の不足から、新卒で採用予定人数を下回ってしまった企業が増加していることや若返りを図りたい企業にとって、第二新卒は貴重な若手人材です。

第二新卒は、数か月~3年は社会人として経験しています。

ビジネスマナーの基本が身についており、前職での仕事のやり方や社風に染まっていない第二新卒は、新しい環境に馴染みやすいと考えられており、大手企業~ベンチャー企業まで、企業規模を問わず、第二新卒を積極的に採用している状況です。

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参考新卒入社1年目、2年目で転職は厳しい?─成功のポイントとは?

新卒入社からの転職に満足している人は約9割

ビズビッツは、新卒から3年以内に転職した経験のある498人(女性328人/男性170人)を対象に、転職に関するアンケート調査を2021年6月〜7月にかけて実施しました。

調査によると、転職に満足している人は87.4%(満足:38.2%、まあ満足:49.2%)に上ります。

出典:ビズヒッツ|「とりあえず3年」は根拠なし?新卒3年以内に転職した理由とおすすめの転職方法

新卒は企業のネームバリューや年収、憧れといった分かりやすい基準から就職先を選ぶのに対して、第二新卒は就職先で上手くいかなかった経験に基づいて転職先を探します。

実際に正社員として働いたことで、自己分析ができているのが新卒との大きな違いです。

また、第二新卒は年収交渉も可能になります。

就職した企業よりも、希望条件に近い企業に転職できたことが満足度に繋がっているようです。

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新卒1年目で転職を成功させるポイント

転職したいからといって、勢いで会社を退職するのは禁物です。

逸る気持ちを抑えて、冷静に行動することが転職成功の秘訣と言えます。

ここでは、その理由と転職成功のポイントをまとめました。

転職先が決まる前に退職すると生活が不安定になりがち

転職活動期間の目安は3ヶ月〜6ヶ月とされています。

実家暮らしの方ならまだしも、一人暮らしや寮で暮らしている方は、転職したいと勢いで退職すると経済的困窮に陥ることは明らかです。

出典:DODA|働きながら?辞めてから? 第二新卒・若手向け 転職活動の上手な進め方

転職エージェント大手「DODA」が第二新卒・若手向けに実施したアンケート調査によると、「転職先が決まってから退職」した人と「転職先が決まる前に退職」した人の平均転職活動期間は4.9ヶ月~5.6ヶ月となっています。

新卒で転職する場合の注意ポイント

新卒で転職する場合の注意ポイント

新卒の退職者には、退職金を支給していない企業も多いです。また、失業保険も自己都合退職の場合は2ヶ月~3ヶ月程掛かります。

転職したいと思っても勢いで退職するのではなく、退職金に関する就業規則を確認したり、貯金をしたりと、すぐに転職先が決まらない場合に備えることが必要です。

生活が不安定になると、焦りから妥協して転職先を決めようとする心理状態になります。

面接官を納得させられるよう、転職理由を明確にする

第二新卒に対して好意的に捉える企業が増えました。

しかし、すべての第二新卒がその恩恵を受けられるわけではなく、ビジネスパーソンとして短期間で戦力になれるポテンシャルを示すことが重要です。

それに加え、前職を早期退職する理由を明確に応えられるかどうかも採用基準となります。

新卒に限らず、早期退職する人に対して、企業は「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」と疑いの目を持って面接するのは当然のことです。

就職した企業を早期に転職したいと思うに至った理由を明確にし、面接官に納得させられるよう入念に準備をすれば、面接官のネガティブな印象を拭うことができる他、転職理由を明確にすることで求人選びもスムーズに進みます。

1回の転職で納得できるように時間を掛けて転職先を決める

転職回数は少ない方が成功率は上がります。

一方、転職回数が多かったり、短期間で転職を繰り返したりする人は転職に不利です。

企業は中途採用を1人採用するのに100万円前後の費用が掛かっているケースもあります。

そのため、年齢の割に転職回数が多い人や短期間で転職を繰り返す人は採用されにくくなるので、キャリアにとって大きなマイナスです。

転職エージェント「DODA」が公開したデータでも、転職回数が転職成功率に関係していることが見て取れます。

出典:doda|転職は何回まで許される?転職回数と成功率の関係性

上記のデータからも分かる通り、20代では初めての転職こそ成功率が高いものの、2回目以降は成功率が大幅に下がります。

転職先で再び転職したいと思ってしまわないように、時間を掛けてでも妥協せずに納得できる転職先を見つける方が懸命です。

退職の意向は1ヶ月以上前を目安に直属の上司に口頭で伝える

民法では、2週間前に退職することを伝えれば退職できるとしています。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
出典:民法第627条1項 | e-gov

しかし、業務の引継ぎや有給消化、関係者への挨拶があるため2週間で退職するのは難しく、最低でも1ヶ月以上前に退職意向を直属の上司に直接伝えるのが理想です。

エン・ジャパンでは、「エン転職」ユーザー10,074人に「退職のきっかけ」に関するアンケート調査を実施しました。

以下は、「退職希望日の何日前に退職を伝えたか」という質問の結果をまとめたものです。

転職経験のある方に伺います。退職意向を伝えてから退職するまでの期間を教えてください。回答率
3ヶ月以上15%
2ヶ月~3ヶ月以内22%
1ヶ月~2ヶ月以内41%
2週間~1ヶ月以内15%
2週間以内7%

出典:エン・ジャパン|1万人が回答!「退職のきっかけ」実態調査―『エン転職』ユーザーアンケート―

アンケートによれば、「2週間以内」が最も回答率が低く、「1ヶ月~2ヶ月以内」が最も回答率が高い結果となりました。

退職希望日の1ヶ月以上前に退職意向を伝えるのが目安です。

企業によっては、就業規則に期間の定めを設けています。

トラブルなく退職するためにも、就業規則を確認してみるのがおすすめです。

まとめ|転職したい新卒1年目に有利な時代になってきた

新卒入社して間もないと、「転職したいけど不安だ」「第二新卒は印象が良くないかも」と不安になりますが、第二新卒を求めている企業は予想以上に多いです。

以前よりも、転職したいと考える新卒にとって有利と言えます。

ただし、早期退職する人材に対して不安視する企業がいるのも事実です。

転職したいからと無計画に転職活動をはじめるのではなく、転職したいからこそ、冷静かつ計画的に転職活動を進めることが求められます。

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