ヨシダナギ マネージャーの“ナンパ”から始まった、フォトグラファー・ヨシダナギ【後編】

失敗ヒーロー!

2019/10/24
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失敗したから逃げるという道筋も、立派な選択肢

――趣味に情熱を燃やしながらも、このままでいいのかと思い悩む人にとって、励みになるお話ですね。

ヨシダ:人生って、なるようになるんですよ。これは私の人生だから、他の人が同じような進み方をしたところで、どうなるかは分からない。ただ、誰にだって道はあります。だから途中で不安になったとしても、悲観する必要はありません。「何か違う」と思ったら、新しい方向に向かえばいい。そして「この人とは縁がある」と思えた人には、私は150%の誠意を尽くします。もちろん、打算の意図はありません。でも、誠意を尽くした人は、どこかで私を拾い上げ、導いてくれるんです。

キミノ:そう考えると、やっぱりヨシダの強みは、方向転換をいとわない楽観視と転換先を見極める客観視なんですよ。「この人とは縁がある」と直感できるのも、自分の性格を熟知しているからこそだと思いますし。こうしたヨシダの強みを思うと、本人がこれからもフォトグラファーを続ける可能性は、限りなくゼロに近い。「今のフォトグラファーという仕事、何か違う」と思ったら、別の方向に走っていくと思いますね。

――フォトグラファーを続ける可能性がゼロに近いとなると、ヨシダさんの今後が気になります。ぜひ、最後に今後の展望を聞かせてください。

ヨシダ:確かにそれは、難しい質問ですね(笑)。キミノの言う通り、フォトグラファーを続ける可能性は低い気がしますが、私には相変わらず、夢がありません。夢がないから、今しか見ていないんです。ただ、私はニッチなところでしか戦えない。プライドが高いし、負けず嫌いの性格だから、人に負けないためには母数の少ないところを選ぶしかありません。

だからフォトグラファーをやめたとしても、またニッチなところに進むと思いますね。途中で失敗したとしても、死ぬまで人生は終わりじゃないし、いくらでも失敗すればいい。だって「失敗したから逃げる」という道も、立派な選択肢じゃないですか。そして逃げた先で誰かに拾われ、なるようになる人生に身を任せるだけです。

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