2017/02/14 公開

【保存版】新橋最強の居酒屋を求めて、サラリーマンにリアルな情報を聞きに行った

変わり種マネジメント その4

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困った。

ある日、ちょっとした飲み会の幹事になり、新橋で居酒屋を探すことになったのだ。しかし新橋の居酒屋なんて詳しくない。みんなどこ行ってるんだろう。

とりあえずネットでいろいろ調べてみた。

薄い……。

薄いんだよ!

お店に行ってもないのにオススメしてるんじゃねぇ!

ということで、ネットの情報に不満が爆発しそうだった私は、新橋で一番人気の居酒屋を調べてみることにした。題して「新橋で一番愛されている居酒屋はどこだ?」である。

※長いからいきなり結果を知りたい人はここをクリックすると結果に飛んでいくぞ。

聞き込み開始

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というわけで、金曜夜の新橋にやってきた。
にぎわってるなあ。

SL広場

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まず聞きこむのはSL広場だ。テレビの街頭インタビューでもよく見かけるから、新橋の大体のことはここでわかるにちがいない。

さっそく道行く人に聞いてみた。

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筆者 「こんにちは~! 新橋最強の飲み屋を教えてください!」

男性1 「よく知らないけど、やっぱ魚金じゃない?」

男性2 「あ、魚金なら行ったことある!」

男性3 「俺も、俺も~」

チェーン店「魚金」が一気に3票ゲットだ。魚金LOVEな私だが、正直言うともっと新橋っぽいところを期待していたから少し拍子抜けである。せっかくならばツウな情報が欲しいところだ。

もう少し調査を続けてみた。

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女性1 「え~、魚金くらいしか知らないなぁ」

男性1 「うん、他の個人店も行ったことなくはないけど、名前覚えてない(笑)」

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女性1 「魚金とか……?」

女性2 「私もそれ言おうと思ってた~!」

魚金だらけじゃないか。

どうしたの? 新橋のサラリーマンは魚金に買収されたの? この企画、魚金のPRじゃないんだけどー!

ニューしんばしビル

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よし、場所を変えよう。

ということでSL広場の隣にあるニューしんばしビルで聞きこむことにした。新橋を代表する“味ビル”のひとつである。新橋っぽい店がたくさん出てくるにちがいない。

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筆者 「オススメの居酒屋を教えてください!」

男性1 「このビルの地下にある“田原”はオススメだよ」

男性2 「そうそう、おねだりすれば安くしてくれるしね」

筆者 「おぉ、リアルでしか得られない情報、ありがとうございます!」

これだよ、これを待ってたんだよ。

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男性1 「“志利”(しり)っていうお店はおいしいですよ。とにかく焼き鳥がうまい!」

そうそう、この感じだよ。

個人店の名前もちらほら聞くことができてきたぞ。それになんだかSL広場の時よりインタビューに応じてくれる人も多くなった気もする。ニューしんばしビルやさしい。

いい感じなので、あと30分くらいニューしんばしビルで取材を続けることにした。

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男性1 「僕は知らないんだよねぇ、今から来る奴が詳しいんだけど」

男性2 「ごめんね~」

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女性1「ごめんなさい、私たちわからなくて……あっ、お肉が食べられるお店ってどこかあります?」

筆者 「正泰苑(しょうたいえん)っていうお店、おいしいらしいですよ」

女性1「わぁ~、ありがとうございます! 行ってみます!」

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筆者 「お兄さん、新橋でオススメの居酒屋を教えてください」

男性1「僕が聞きたいくらいっすよ~。票が集まってるお店はどこなんですか?」

筆者 「魚金です」

男性1 「へぇ~、じゃあ魚金行ってみようかな」

序盤は調子の良かったニューしんばしビルでの取材だが、「よく知らない」と「魚金」の2つに集約してしまった。それにオススメ聞かれてなんで魚金って答えてるんだよ。

まるで、魚金の回し者みたいじゃないか。

ということで聞き込み先を変えることにした。

新橋駅前ビル

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やってきたのは、新橋駅前ビル1号館。ここもニューしんばしビルと並んで新橋を代表する“味ビル”のひとつである。たたずまいからしてすでにいい感じだ。

それに時間も21時半を回り、すれ違う人たちもけっこうできあがってるぞ。

そんな矢先にやってきた酔客3人組に、早速話を聞いてみた。

筆者 「すみません~! 新橋のオススメ居酒屋を教えてください!」

男性1 「じょうきげん!」

男性2 「そうそう、俺らと言ったら“じょうきげん”」

筆者 (聞いてねえ)

筆者 「お兄さんたちが楽しそうなのはわかりましたけど?」

男性3「あー違う違う、店の名前ね。“城”に“喜”ぶ“元”で“城喜元”」

筆者 「あ、お店の名前なんですね! どんなお店なんですか?」

男性1 「立ち飲み屋だよ。造りたてがすぐに出てくるの、超オススメ」

酔ってもお店の名前は忘れない、3人組のお兄さんたちありがとうございました。

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勢いづいて同じく良い調子に酔った7人組に話を聞くことに成功。

筆者 「いつも新橋で飲んでいるんですか?」

男性1 「そうそう。良い飲み屋がいっぱいあるからね」

筆者 「えー、ぜひぜひ教えてほしいです!」

男性1 「あれ、あれ、名前何だったかな~? お前覚えてない?」

男性2 「あれじゃわかんねぇよ~」

筆者 「そこを何とか思い出してください……!」

男性1 「あぁあああ、ダメだ! ちょっと、ちょっと待ってて!」

そう言って駆け出し、一緒に来ていた友人を置いて別のお店に入っていったお兄さん。果たして本当に戻ってきてくれるのか。心配だ。

(5分後)

男性1 「わかりました! “こひなた”です! こひなた!」

男性2 「おぉ、そうだそうだ!」

男性3 「あの店、良いよな!」

筆者 「どんなお店なんですか?」

男性1 「安いし立ち飲み屋なのにゆっくりできるんだよ~」

筆者 「わざわざ聞きに行ってくれてありがとうございました! 参考にさせていただきます!」

このあともしばらく取材を続けたが、他のどのスポットよりも新橋っぽい情報を仕入れることができた新橋駅前ビルでの調査。ちなみに魚金と回答した人は1人もいなかった。もしかすると新橋駅前ビルこそディープ新橋ユーザーが集まるメッカなのかもしれない。

結果発表

ということで、調査はここで終了である。およそ3時間かけて聞いて回った新橋最強の居酒屋のデータがこれだ!

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意見が割れすぎである。

新橋の全居酒屋の名前が挙がっているんじゃないか? とさえ思ってしまう。さすがは東京屈指の飲み屋街。軒数も尋常ではない。

以下では辛うじて順位の付いた上位3店舗を紹介していくぞ!

3位 信州おさけ村

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第3位は信州おさけ村だ。「新橋駅前ビル1号館」の1Fにある青いのぼりが目印の立ち飲み屋である。

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小さい文字でビッシリと書かれているボードは、ぜんぶメニュー。日本酒からクラフトビールまで幅広くそろっている。長野のお酒はほとんど揃っているとのことだ。さすがは信州おさけ村。その品ぞろえの豊富さには脱帽である。

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現地とほぼ同じ値段で飲めるうえ、店の奥には購入コーナーもある。長野県外の実店舗ではここだけでしか買えないクラフトビールもあり、飲んで気に入った銘柄をその場で買って帰れるのも嬉しいところだ。ちなみに、おさけ村の会員(無料)になると購入コーナーのお酒を5%引きで買える。

いつ行っても満席というこのモンスター酒場は、お昼前から営業しているというからニクい。

・ お店情報
・ 店名 信州おさけ村
・ 電話番号 03-3572-5488
・ 住所 東京都港区新橋 2-20-15 新橋駅前ビル 1号館 1F
・ ホームページ http://www.nagano-sake.com/vil/index.php 
・ 営業時間 平日11:00~21:30 、土曜日11:00~18:30
・ 定休日 日曜・祝祭日・第2・第3土曜日

2位 こひなた

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2位は新橋駅前ビル2号館のB1Fにある「こひなた」。3位「信州おさけ村」を大きく引き離した14票を獲得して堂々の2位に輝いた。

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こひなたの魅力は、その圧倒的な「安さ」にある。黄色い札の料理は200円で黒い札は300円とのことだ。立ち飲み屋の中でもかなりリーズナブルな価格設定は、仕事帰りのサク飲みにピッタリだ。

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店内は横長で、常に超満員だ。「4時間いても大丈夫」と豪語する強者もいたがさすがに盛りすぎだろう。怪しかったので実際に飲んでみたら本当に4時間経ってしまった。こひなたには魔法使いがいるのかもしれない。

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注文時の目の前のカウンターに置いてある器に代金入れておくキャッシュオン制というのもオツだ。

その安さと居心地の良さから常連客も多いようだが、「新顔も入りやすい雰囲気」という回答も得られた。そのフランクさが新橋のサラリーマンに愛されている理由なのかもしれない。

・ お店情報
・ 店名 こひなた
・ 電話番号 非公開
・ 住所 東京都港区新橋2-21-1 新橋駅前ビル2号館 B1F
・ ホームページ https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13023224/(食べログ)
・ 営業時間 11:00~22:00
・ 定休日 日曜・祝祭日

1位 魚金

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そして、見事1位に輝いたのが、「魚金」だ。

なんと都内に展開する39店舗の内、3分の1にあたる13店舗は新橋に集中しているとのこと。「新橋の魚金」を推す人が多いのも納得だ。

その理由は、ずばりコスパだ。「量が多いのに安くてうまい」という声が取材中も多く聞かれた。

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たとえば魚金定番商品の1つ、「お手頃三点盛」(1280円)は、実際は6点盛だ。盛り過ぎである。一体どうして「3点盛」なのだろうか。

気になったから店員さんに聞いてみると、昔はきっちり3点だったとのことだ。サービスで増やしてみたらとにかく好評で、このスタイルが徐々に定着していったらしい。これぞホスピタリティの盛り過ぎである。

魚金こそ庶民の味方である。

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見た目のインパクトの強さに、その場がもれなく盛り上がる「名物青海苔豆腐」(ハーフ580円/大 780円)も人気が高いメニューの1つだ。

バリエーション豊かな魚金のメニューはどれも “失敗”がない。先行き不安な世の中だ。だからこそいつも安定のおいしさを約束してくれる魚金は、新橋のサラリーマンたちの心の拠り所なのかもしれない。

魚金こそサラリーマンの味方である。

・ お店情報
・ 店名 魚金本店
・ 電話番号 03-3431-1785
・ 住所 東京都港区新橋3-18-3 第二富士ビル1・2・3・B1F
・ ホームページ http://www.uokingroup.jp/ 
・ 営業時間 平日17:00~23:30、土曜日16:30~23:30、日・祝 16:30~23:00
・ 定休日 年末年始

結果

というわけで、新橋最強の居酒屋は魚金という結果になった。

乱立する新橋飲み屋の最高位をゲットした魚金には改めて敬意を表したい。

今回の調査で、新橋にはまだまだ我々の知らない“名居酒屋”があることがわかった。さまざまな個性を持つ名居酒屋に足を運び、同僚と仲を温めるのも新橋の楽しみ方のひとつなのかもしれないぞ。しかし飲み過ぎにはご注意を!

 

候補に挙がったお店ランキング

1.魚金(16票)
2.こひなた(14票)
3.信州おさけ村(4票)
4.志利(3票)
4.八吉(3票)
4.城喜元(3票)
5.田原(2票)
5.日本酒原価酒場(2票)
5.バルボーネ(2票)※現在は閉店しています
5.酒肴や PUKUPUKU いっぱし(2票)
5.晩杯屋 新橋店(2票)
5.酔心(2票)

以下、すべて1票。
越後屋
加賀屋
一味玲玲
ねぶた
正泰苑
清水
ビストロ ミヤマス
野崎酒店
和海
美味談
舞浜
いし井
羅生門
新橋応援団 ワタル
浦ちゃん
uraonsakaba
串小町 新橋店
慧烹史(えにし)
なずな
馬並み家
特撮バー俺の部屋
赤札屋 新橋店
豚娘
肉蔵でーぶ
立ち飲み竜馬

※編集部注:本記事は魚金のPR記事ではありません。

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