2017/05/30 公開

商標とは? |商標登録の費用と商標権の 有効期間や侵害された場合の対応について

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

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商標とは?

企業が、自社製品やサービスに使用するマークのことを商標といいます。知的財産権のひとつで、商標により他社製品と区別できることで、ブランドといった求めるイメージや品質を保持した製品を消費者が安心して手に入れられます。

商標には、図形や記号のほか、文字や立体的形状などがあてはまり、それらの組み合わせによるデザインも保護の対象です。特許法の改正があり、これまでにはなかった文字や図形が時間経過で変化する動き商標、色彩の組み合わせのみで構成される商標、音楽や音声で構成される商標、ホログラム商標なども新しく商標として認められるようになりました。
 

商標登録の費用

商標登録には、費用がかかります。特許法で定められている商標関係料金のほか、登録手続きのために外部の特許事務所を利用する場合はその手数料もかかります。

出願料、登録料がそれぞれ定められていますが、商標登録には10年という期間が定められているため、更新時にも更新登録料がかかります。更新の回数に上限がないため、更新を続けていけば半永久的に商標の権利を持つことも可能です。
商標を管理するマネジメント部門は、商標登録にかかる費用と、企業が得られるメリットについて比較検討を行いましょう。

商標権を侵害されたときの対応

商標権が登録されると、登録期間内における登録商標の専有使用権利を得ます。それにより、他の企業、あるいは団体や個人などが、同一の登録商標を許可なく無断で使うと商標権の侵害に該当します。

また、まったく同一の商標でなくても、類似していれば権利を侵害したとして扱われます。この類似するかしないかの判断には、見た目や読み方、受け取る印象といった点などが考慮されます。それらを総合的に見て、出所が同じと勘違いされるかどうかを基準として判断されます。

商標権の侵害が認められた場合に、法的措置として訴訟を提起することも手段のひとつです。相手を訴えることで侵害行為差止め請求、損害賠償請求、不当利得返還請求、信用回復請求などが可能です。

商標権の期間

登録することで生じる商標権は、10年間有効となります。商標権を継続する場合は更新を行います。

商標権を登録するためには、特許庁での審査期間を待つ必要があります。半年から1年程度の時間がかかるため、商標登録をするときにはその期間を前提としたタイミングで出願をしましょう。

なお、早い審査が必要な商標については、特許庁の早期審査・審理制度を利用することで速やかな期間で登録できます。早期審査・審理を行ってもらうためには、特定の条件を満たし、かつ定められた事情説明書を提出し、早期審査・審理の対象案件として選定されることが必要です。

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