ステークホルダーとは? | 投資家だけではない利害関係者

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

2017/03/03
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ステークホルダー(利害関係者)とは? その意味と企業が行うCSR

ステークホルダーとは、企業が事業活動を続けていく上で影響を及ぼす関係にある個人や組織のことで、日本語では利害関係者と訳されています。その範囲はとても広く、消費者、取引先、従業員、債権者、株主、投資家、自治体のみならず、地縁関係に基づく地域社会なども含まれます。

消費者の購入がなければ経営は成り立ちませんし、従業員や取引先、株主や投資家の協力がなければ企業は成長できません。また、自治体や社会全体に対しての説明責任もあります。企業は全てのステークホルダーに対して、バランス良く配慮をし、理解を得ていく必要があります。

そのためには、企業活動を利益追求だけに留めず、CSR(企業の社会的責任)を成し遂げていくことが大切です。

ステークホルダーへの広報活動と危機対応

企業がステークホルダーとの良い関係を維持するためには、広報活動によって企業のさまざまな取り組みを発信していくことが大切です。

また、不祥事や事故、事件などが起きた際には、ステークホルダーの理解を得て早期に事態を収拾させるためにも、全てのステークホルダーに対して、迅速に説明責任を果たす必要があります。

早い段階でテレビや新聞などのメディアを集めて記者会見を行うことで、全てのステークホルダーに対しての説明責任を果たすことになります。

公の場で誤解を招くような発言をしたり、情報を隠しているような印象を与えてしまうと、事態を収拾するどころか問題は大きくなってしまいます。広報担当者を中心として、日頃から危機対応マニュアルなどを用意して、万が一の事態に関係部署が一丸となって対応する訓練をしておく必要があります。

ステークホルダーである投資家向けのIRとは?

前述のように、ステークホルダー(利害関係者)に対しての広報活動はとても大切です。その中でも株主・投資家に対しては、彼らが投資をする上での判断基準となる情報を発信するIR(Investor Relations)を行う必要があります。

投資家が必要とする正しい情報を企業が発信していくことで、株主・投資家から理解を得られ、その結果、資金が調達できるのです。

IRは日本語では投資家向け広報といいますが、元はアメリカで生まれた概念です。日本でも、海外投資家の参入などで、その必要性が問われるようになり、IRを行う企業が増えていきました。

IRの具体的な活動としては、事業報告書等の冊子発行やウェブサイトでの情報公開、投資家向けの説明会、自社事業・工場見学会などが挙げられます。個人投資家も増えている中、企業としては数字の公表だけではなく、よりわかりやすいIR活動が必要となってきています。

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