損益計算書(P/L)とは? | 見方(読み方)、書き方について

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

2017/03/07
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損益計算書(P/L)とは?

企業の決算情報など、貸借対照表とよくセットで公表されるのが損益計算書で、通称PL(プロフィット・アンド・ロス・ステートメント)といわれるものです。損益計算書は、企業の売上のほか、仕入れ、通信費や消耗品費の経費など、企業の営業成績を図るための勘定科目が記載されます。企業がどれだけの利益を出したか、利益に対してどれだけの経費がかかっているのかを知ることができます。

中小企業など上場していない企業は通常1年単位での作成となりますが、上場企業においては、半期や四半期など1年をさらに分けて発表することも少なくありません。

損益計算書の読み方と書き方

損益計算書で読み方のポイント、同時に書き方のポイントとなるのが、営業利益、売上総利益、経常利益、税引き前当期純利益、当期純利益で、それぞれ売上から一定の経費を引いた金額を示します。

売上総利益は、売上から単純に仕入れ値を引いた金額です。

営業利益の出し方は、売上総利益から、営業でかかった経費を差し引いた額になります。経常利益の出し方は、営業利益からさらに営業外でかかった経費を差し引いた金額になります。税引き前当期純利益とは、経常的に発生しない利益、または損益を経常利益から差し引いた金額です。

当期純利益(損失)は、売上からすべての経費を差し引いたうえで、税額を引き、算出された最終的な利益または損失のことです。

損益計算書の見方と売上総利益率

売上総利益率は、売上総利益率を売上で割って、100をかけることによって算出することができます。さらに、100%から、算出された売上総利益率を引くと求められるのが原価率です。原価率を算出することによって、売上に対して仕入れがだいたいどのくらいの比率を占めているか判断することが可能です。

業種によっても妥当な原価率は変わってきますが、マネジメントにおいて重要なポイントとなることはいうまでもありません。単純に売上に対しての原価率が業種の相場よりも高い場合は、仕入れの方法や内容を見直す必要があるでしょう。

損益計算書の見方と営業利益率

営業利益率とは、営業利益を売上利益で割った値に100をかけて算出します。

原価率込みで、営業に要した費用を含めてどのくらいの売上があったのか、実質的な売上を知るために必要な判断要素です。原価率はそこまで低くなくても、営業利益率が低い場合は、営業における諸々の経費について見直すきっかけとなります。

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