OJTとは? | 人材育成を成功させるためのOJT研修の計画と課題について

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

2017/05/23
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OJTとは?

会社における人材育成の方法は、大きく分けて2種類あります。ひとつは、講師を招いて行う新人研修や通信教育などのOff-JT(Off the Job Training)です。業務から離れた形で行われます。

もうひとつは、日常業務を通して上司や先輩が指導を行う研修で、これがOJT(On the Job Training)です。Off-JTでは教えるプロから学びますが、OJTでは教え方がわからない指導担当がつくケースもあります。

OJTを効果的に実施するため、レクチャーを指導担当だけに任せずに、会社全体の組織的視点で研修が行われるような仕組みを作ることが大切です。

OJTの課題

会社の業務を行いながら新人を育成できるため、何をすべきか、何を習得するべきかについて具体的かつ明確に示すことができるOJTですが、それらがしっかり伝わらなければ、その研修は無駄となります。

OJTのよくある問題としては、指導担当が忙しいために、指導すべき人に接する時間が減り、OJTそのものの効果が薄れるというケースがあります。忙しいことを理由に部下を放置する、あるいは雑務だけをさせるような状況になってしまうと研修の意味がありません。 そのため、OJT担当者への業務配分について、マネージャーは適正な管理が必要となります。

指導担当を育成する機会にも

OJTの成否により、会社にとって役立つ人材を育成できるかどうかが決まります。また、OJTの失敗には退職や転職といった形での人材流失が起きるリスクもあります。そのような会社の損失となる事態を防ぐためにも、OJTが適切に行われる環境整備が必要です。

また、OJTは育成の経験を指導担当に積ませていく機会でもあります。指導担当者1人だけに任せっぱなしにするのではなく、関連のある他部門においても、新人教育のための対応が必要だということを伝えておきます。マネージャーとして、組織全体でOJTの意義を共有できる形を整えておきましょう。

OJTで重要とされる計画作成とフォロー

OJT実施においては、指導担当者、新人の双方が研修目標をわかりやすく認識できるような計画作成を行うことが重要です。業務に関連した知識や技術のほかに、ビジネスマナーや報連相といった社会人としての基本スキルを計画表に盛り込みます。その中には、会社の一員としての考え方やものの見方も含まれます。

また、計画表の作りっぱなしを防ぐために週単位、月単位のフォローを実施します。フォローや評価の機会を持つことで目標に合わせるための見直しをすることができ、より効果的なOJTを実施することが可能となります。また、指導担当者の技量による偏りのチェックにも役立ちます。



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