社会保険労務士とは? | 社会保険労務士の仕事と相談内容、相談料

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

2017/03/01
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社会保険労務士とは?

社会保険労務士とは、社会保険や労働に関する法律を熟知し、労働社会保障の法令に基づいた書類作成の代行をし、人事や労務管理を適切に運用する専門家を指します。また、労働管理や社会保険の指導・相談の役目も担います。

社会保険労務士とは、厚生労働大臣が年1回実施される社会保険労務士試験に合格をし、2年以上の実務経験がある者に与えられる国家資格です。

社会保険労務士の中には特定社会保険労務士があります。雇用主と労働者の間に労働トラブルが発生すると、裁判で解決する方法が主流でしたが、この特定社会保険労務士は当事者同士の話し合いによる解決を図るための個別労働関係紛争業務を行うことができます。

社会保険労務士の仕事内容

社会保険労務士の仕事は主に3つに分けられます。

・1号業務
労働・社会保険の法令に則り、労働社会保険の手続き、労働保険の年度更新など必要書類の作成を行う業務

・2号業務
労働・社会保険の法令に基づいた、各種助成金の申請や、労働者名簿や給与計算、就業規則などの帳簿書類の作成・提出を代行する業務

・3号業務
労務管理や人事に対し、専門家としてのコンサルティング業務

1号業務と2号業務は社会保険労務士の資格を有している者しか代行ができません。

社会保険労務士への相談内容

社会保険労務士に相談できる内容は大きく分けて、5つあります。

経営資源のひとつであるヒト(労働者)の労働社会保険の手続きについて、職場に応じた就業規則の作成・変更及びその指導、年金制度などの相談や各種事務手続き、職場でのトラブル対応のおける解決方法斡旋の手続き、労務関連の訴訟の対応などが相談内容にあたります。

年金に関しては何度も法改正が実施されており、厚生年金のほか、遺族年金や障害年金、老齢年金など制度が複雑化しているので、専門知識を有した社会保険労務士への相談が望ましいといえます。

労働トラブルの際は、費用も時間もかかる裁判を避けるために、当事者以外の第3者の仲介により解決を図るADR(裁判外紛争解決手続き)の代行業務は、企業にとって社会保険労務士に相談するメリットといえます。

社会保険労務士の相談料

規模の大きい企業では人事部内に社会保険労務士の資格を有する人材を雇用することがあります。しかし、財務的に社会保険労務士の資格を有する人材を雇う余裕がない場合は、外部の社会保険労務士と顧問契約を結ぶこともできます。

また、就業規則や賃金・退職金規定などの作成や変更など業務の一部を委託することも可能です。相談料は事務所や個人によって異なりますが、作成代行以外の相談は無料や月額3,000円以内で利用できる事務所もあります。費用がどのくらいかかるか事前に相談するとよいでしょう。

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