2017/02/17 公開

確定拠出年金とは? | 企業型確定拠出年金のメリット

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

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確定拠出年金とは?

一般的に会社の社員が加入する厚生年金は、将来受け取れる額が加入月数や払込額などに応じて変動していきます。確定拠出年金とは、そうした年金制度とは別の仕組みを持つ年金制度です。

まず厚生年金と異なるのが、基本的に保険料の納付を行うのが企業であるということ。一部社員が納付する場合もありますが、厚生年金の保険料の負担が折半であるのに対して、確定拠出年金の企業型では、企業が全額負担することとなります。

さらに、納付金は定期預金や保険、株式など運用に活用されるというのも確定拠出年金の特徴です。運用によっては将来社員が受け取れる金額が増える可能性もありますが、一方でリスクもあるということになります。

税制面における企業型確定拠出年金導入のメリット

企業が加入する確定拠出年金の企業型は、基本的に企業が納付する全額を負担するものです。単に企業が社員の将来の年金を拠出するというだけではメリットを感じにくいですが、掛け金全額を損金にできるため、その分企業は節税をすることができます。企業のマネジメントの観点から見てもメリットのあるものなのです。

もちろん、企業で税制面の優遇があるように、たとえば社員が追加で確定拠出年金を負担した場合も、全額が所得税の控除対象となります。

また、確定拠出年金は投資タイプの年金であるため、運用中は利益が発生することもあります。しかも、将来、年金として社員が受け取るものであるため、運用中の利益についても税金が賦課されることはありません。

確定拠出年金企業型の導入は福利厚生の充実にも繋がる

確定拠出年金の企業型を会社で導入するメリットは、企業の税金面での対策になるだけではありません。確定拠出年金を導入するということは、将来、社員の年金の支払額が増加する可能性があるということなので、社員にとっても魅力のあるものとなります。

つまり、確定拠出年金の企業型の導入によって、福利厚生の充実にも繋がるということです。福利厚生が充実すれば、中途採用などで優秀な人材を獲得できる可能性も広がります。企業側から見ても、一側面だけでなく多面的に見て確定拠出年金はメリットのあるです。

ただし、運用にはリスクがありますので、企業側の義務として社員に運用に関する教育をする必要があります。

確定拠出年金の企業型を導入するには?

確定拠出年金の導入にあたっては、労使合意があることが前提となります。労使合意とは、労働組合、または労働者の代表との間で導入の合意があるということです。労働者の将来に関わることであるため、このような取り決めがあります。

確定拠出年金企業型の導入は、経営陣の一存で決められることではないので、導入前から確定拠出年金のメリットや会社のサポートについて、労働者と認識をすり合わせておく必要があるでしょう。

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