過労死とは? | 過労死の原因と前兆や症状

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

2017/03/09
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過労死とは?

過労死とは長時間の残業や休日出勤などにより、心身ともに負担を強いられ、心臓麻痺や脳いっけつを発症し、突然死することをいいます。

また、過労が原因で自殺する過労自殺も過労死のひとつと考えられています。過労死は長時間労働を美徳とする日本企業の古い慣習が遠因となっている労災でもあり、従業員に過剰な負荷がかかることから起こります。

過労死と認定される基準は、ひと月の残業時間が80時間を超える場合と国で決められております。死亡月前の2ヶ月から6ヶ月の期間に、ひと月の残業時間が80時間を上回っていた場合は、死亡の根本的な原因は仕事によるものと認定されます。

過労死の前兆と特徴

従業員の過労死を防ぐために、マネジメント職は過労死の前兆にはどんな特徴があるかを把握しておく必要があります。過労死の前兆は手足にしびれが生じる、力が入らない、疲労感が抜けない、集中力が欠如する、後頭部や耳の後ろに慢性的な痛みが生じるなどの特徴があります。

このような症状の中には周囲の人間からも認識しやすいものもあるので、少しでも異変を感じたら、人事部へ報告をするとともに従業員の勤務時間や勤務状況をチェックする必要があります。

過労死の原因

過労死は長時間労働やモラルハラスメントによる精神的・肉体的な負担によって起こる疾患です。その代表的な死因は急性心不全などの心疾患や脳出血などの脳疾患のほかに、ストレスによるうつやパニック障害などの精神疾患による過労自殺が挙げられます。過労死は従業員の健康を顧みない企業とみなされ、社会的信用を失い、企業存続の危機に発展しかねません。

また、長時間労働の疑いが強まると労働基準監督署から労働基準法違反の疑いで立ち入り調査が実施されることがあります。

過労死直前の症状とは?

過労死の直前に現れる症状を、過労死に至る3つの死因別に紹介します。

・心疾患
心臓がドキドキするなどの動悸、胸の圧迫感、胃の周辺の違和感、左腕の倦怠感など

・脳疾患
ろれつが回らない、手足がしびれる、めまいがする、視力の低下(ぼやける、物が二重に見えるなど)、会話内容の不理解など

・過労自殺
感情の起伏がなくなる、不眠、食欲不振、抑うつなどの症状

これらの症状が現れている時にはすでに深刻な状況といえます。部下や同僚にこのような症状が見られた場合、マネジメント職にある者は即座に業務を停止させ、人事部への報告、医療機関での受診を促すようにしましょう。

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