青色申告とは? | 書き方と白色申告との違い、法人の青色申告について

マネジメントシーンで役立つマネジメント用語集

2017/03/01
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青色申告とは?

青色申告とは所得税の申告方法の一つです。不動産所得や事業所得、または山林所得のいずれかを得ている青色申告者は、貸借対照表と損益計算書を一緒に添えて確定申告書をします。期限内に提出することで最高65万円の特別控除を受けられる制度です。

また、赤字の繰り越し(最大3年間)、家族への給与を経費にできるメリットがあります。青色申告を行う場合は個人事業の開業・廃業等届出書や青色申告承認申請書を事前に提出・承認される必要があります。企業に所属している労働者の所得は給与所得にあたるため、青色申請はできません。しかし、前述の3つの所得のうちのいずれかを得ている場合は青色申告が可能です。

青色申告と白色申告の内容の違い

青色申告は白色申告と比べて、5つのメリットがあります。

複式簿記による帳簿を行えば65万円、簡易簿記を行うと10万円の特別控除を受けることができます。

また、最大3年間の赤字を翌年に繰り越しが可能です。例えば、3年間合計で300万円の赤字があり、4年目が400万円の黒字になった場合、4年目の400万円から3年間の赤字300万円を引いた100万円が課税所得となります。

そのほか、事業主の家族に支払う給与を全額経費にできる、30万円未満の減価償却資産は一括経費として計上できる、自宅をオフィスとして活用している場合は、家賃や光熱費の一部を経費として計上できるメリットがあります。

白色申告は青色申告のように、複雑な記帳義務が発生しないかわりに節税効果も少なくなります。

法人の青色申告で注意したい点

青色申告において、個人と法人の違いは法人税の有無です。法人化している場合、法人税を支払う必要があります。決算書の作成は個人事業主と変わりませんが、法人税の算出は複雑なので、税に関する知識が乏しい場合は税理士や法人税計算専用ソフトなどを利用して、算出するようにしましょう。

また、資本金が1億円以下の法人による青色申告は欠損金の繰り越し控除や繰り戻し還付が適用できるメリットがあります。会社の規模が大きくないため、税理士への委託料を支払えない、専用ソフトが使えない場合は青色申告会や税務署で記帳・申告方法を指導してくれるので相談してみるとよいでしょう。

青色申告の正しい書き方

青色申告は4ページで構成された青色申告決算書に、必要記入事項を記入することで行います。1ページ目には1年分の収入と科目に分けられた経費を記入します。2ページ目には売上金額と仕入れ金額、専従者給与の内訳や貸倒引当金繰越金額、特別控除の選択を記入し、3ページ目では資産毎の減価償却費と家賃、税理士などの顧問料、4ページ目で預金や売掛金などの貸借対照表を記入します。

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