コロナが生んだNEW NORMALな働き方とは? 堀潤、ジェーン・スー、藤村忠寿、高木新平、佐々木俊尚に聞く

失敗ヒーロー!

2020/06/09
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「NEW NORMALは、“普通”という呪縛から解き放たれた世界」高木新平さん

NEWPEACE代表の高木新平さん。家庭と仕事を融合するために超朝型の生活に変えることを早々にSNSで宣言。NEW NORMALは、これまでの「普通」を超えて多様なスタイルが広がっていく未来だと語ります。

高木新平(NEWPEACE代表)
Visioning Company NEWPEACE代表。「20世紀からの解放」を掲げ、自動運転・シェアリングエコノミー・SDGsなど次世代のビジョン開発および社会浸透を手がける。独自事業として、都市における新たな交流場「サードコミュニティ」を展開。金髪3児のパパ。

――ご自宅でお仕事をされる際、集中できる環境やメンタル作りのために工夫していることはありますか?

思考面では、何のために働くかを常に意識しておくこと。要するにビジョンです。日々情報が錯綜し不透明な状況だからこそ自分の軸をはっきりさせておくことが重要です。また行動面では、超朝型で働くこと。朝3時〜7時が仕事のゴールデンタイムです。リモートワークは物理的には一人なので勘違いしがちですが、チャットやオンラインミーティングなど常時ネットと接続する働き方なので、通知などによって集中が邪魔されがちです。だから世の中が活動してない時間が、創造的な仕事との相性が良いなと感じてます。

――リモートでチームワークを進行する際、コミュニケーション不足などの不安をどのように解消されていますか? 離れて作業をしていても、信頼される関係を作る方法について教えてください。

ビジョンを語ること。ビジョンに基づいたアクションを重ねること。まさにこれが僕の提唱する「Visioning」なわけですが、離れ離れが前提になるからこそ一つになれるビジョンの重要性が高まっていると感じています。これまでは同じ空間にいることで何もしなくても一定の一体感が生まれていましたが、これからはそういうわけにはいきません。一人ひとりが別々の仕事、別々の時間や空間でしていても、同じ方向に向かっているなと感じられるビジョンがすべてのコミュニケーションの源だと思っています。

――外出自粛がつづくからこそ気づいた新しい働き方のコツがあれば教えてください。

我が家には3人の子どもがいるため、家では絶対に仕事ができないと思っていました。しかしリモートワークをきっかけに早朝型に変えて、すべての食事の時間は家族で過ごすようになりました。これは僕なりのワークとライフの融合です。マザーハウス副社長の山崎大祐さんと対談したときにおっしゃっていて、本当にそうだなと思ったのは、「NEW NORMALとは、NORMALという画一性から解き放たれた世界」だと。これまでの時間管理みたいな話ではなく、真に多様な働き方というのは、まだ一部でありながらも確実に始まっているなと思います。

――今後、ビジネスパーソンにより求められるスキルについて教えてください。

独自のビジョンを掲げ、そこに向かう欲望をつくりだす力。人と会うことや移動することが制限されるなかで、生産や消費は大きく減退していると思います。それだけ環境要因で“なんとなく”やっていた人が多かったということ。一方でオンラインの世界では、自分なりのビジョンをもってやりたがる人が求心力をもち、情報もつながりもチャンスもたぐり寄せることができます。仕事も遊びも、欲望にこそ格差が開いていくだろうなと思っています。

――最後に、今後の状況が読めないことに不安を感じるビジネスパーソンへ応援メッセージをお願いします。

今までは「ネットかリアルか」という言い方がされてきましたが、今回リモートワークが広がって多くの人がZoomなどの顔が見えるビデオチャットを経験しました。そのことで「ネット上のリアル」があることに気づいた人も多いと思います。このオンラインのリアル世界はまだまだホワイトスペースです。月にきたようなものだと思って、呼吸の仕方から楽しみましょう!

高木新平さんのリモート時の1日のタイムスケジュール

03:00- 起床
03:15- 仕事
06:45- 散歩
07:15- 家事・朝食
08:30-公園
09:30- 仕事
12:00- 昼食
13:00- 公園
14:00- 仕事
17:30- 風呂など
18:30- 夕食
20:00- 片付け・絵本など
21:00- 就寝

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