坂本美雨 最初に決めたルールは「自分のハッピーを最優先にすること」【後編】

失敗ヒーロー!

2019/09/19
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思いやりのある仕事のコツは、相手を“観察”すること

――「#こどものいのちはこどものもの」では、どのようなチームワークを心掛けていますか?

坂本:自分の中で溜め込まずに、できるだけメンバーに吐き出すようにしてますね。凄惨な虐待の現場を知る、本を読むだけでも本当に苦しくなりますし、長いトンネルの出口が見えなくなるようなこともチームみんなが感じることだと思います。そんな時、メンバーに話を聞いてもらうだけでも気持ちを整理できますし、ツラいことがあっても何か行動していれば自己肯定感が高まるんです。「人のために何かをやってる」と思えることが、私には支えになるので、しんどい時も行動はしていたいですね。

――メンバーのみなさんとはLINEで密に連絡を取り合っているんですね。

坂本:頻繁に連絡する時もあれば、全く取らない時もあるんです。というのも、それぞれ仕事も家庭もあって忙しい人たちばかり。しかも、素人だらけで始めた活動なので、絶対大変なことは最初からわかっていました。なので、忙しかったりメンタルが乱れた時は、「今は活動するのがしんどい」と素直に伝える、というルールにしているんです。「まずは自分のメンタルを大切にしよう! 自分自身がハッピーでいようね」とメンバー全員で意識していて、最初にルールとして決めました。実際、活動に前向きな時とそうじゃない時のバイオリズムはみんなバラバラです。誰かが活動をセーブしていても、その他のメンバーが各々で動けますから、無理せず「お互い様だよね」と支えあっています。

――お互いを思いやったチームワークがとても素敵ですね。音楽活動も含めて、坂本さんのチームでいい仕事をするコツはありますか?

坂本:“観察”ですかね。いつもメンバーのことをよく見るようにしています。いつもと比べ元気がなかったら、声をかけたり逆にそっとしておいたり…。その瞬間に声をかけなくても頭に入れておけば、「あの時、大変そうだったもんね」と時間が経ってから気遣うこともできます。

相手を観察し、状況を想像することで、相手がうまく動いてくれなかった時も「なんでちゃんとやってくれないの!」とイライラせずに済む。「そんな状況だったら、大変だろうなあ」って、許してあげられちゃうんですよね。場合によっては先回りして私がやってあげてもいいわけですし。思いやりと観察力さえあれば、配慮の仕方っていろいろあるんですよね。

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