【後編】会社を起こして1週間。社長という仕事が天職だと感じた・太田光代

失敗ヒーロー!

2018/03/08
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30歳までは人の意見を聞く。それがタイタンの考え方

――光代さんは社長としてタレントや社員にたくさんの愛情を注いでらっしゃいます。その秘訣って何ですか?

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太田:うちのタレントは一見、難しい人が多いんです。でもタレントと事務所のトラブルはこれまで一度もありません。それはこちらが、彼ら、彼女らに合わせているからなんだと思います。別にタレントにタイタンの色に染まってくれなんて思っていませんよ。タレントにはタレントの考え方があるわけだから、その意向を汲んであげようと思っています。その結果、信頼関係をつくれているんだと思いますね。一方で、社員にはタイタンのやり方でやってもらわないと困ります。社員ですから、タイタンを背負って仕事をしてることを忘れないで欲しい。でもそれは、メーカーやサービス業でも一緒でしょ? 商品のために、お客さんのために、いい仕事をしようってみんな思うわけじゃないですか。芸能界って特別な場所のように見えるけれど、中身は他の業界と一緒なんです。

――社員に伝えている、タイタンとしての理念ってあるんですか?

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太田:社員には「30歳までは何も言うな」って言っています。まずはとにかく人の意見を聞きなさい、と。それに、芸人のネタに口を出すのもNG。ウケなかった時に何がいけなかったのか一番わかっているのは芸人だから、余計なことを言って萎縮させてはダメだよって伝えています。

とにかく楽しんでみると胸が“キュン”とする

――さまざまなタレント、そして社員をマネジメントされてきた光代さんですが、ご自身をどのようにセルフマネジメントされているんですか?

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太田:嫌なこともたくさんあるんですけど、基本的には楽しもうって感覚で生きています。自分が不快な感じを出してしまうと、周りがみんな不快になってしまうじゃないですか。それは嫌だから、何でも楽しい方向に変えたいなって思っていますね。たとえば、最近、動悸がするんですよ。ちょっと胸が苦しいなって。でもこの感じ、若い時に片思いをした相手を見てドキドキしちゃう感覚に似ているんですね。あれだと思うと、すごく懐かしいんです(笑)。この年齢になってもあの“キュン”って感じが味わえるんだって。もちろん、病院には行きますよ(笑)。でも、そうやって楽しむことが大事だって、自分には言い聞かせて昔からやっています。

――最後に、現在、30代の伸び盛りのビジネスパーソンに向けて何か応援メッセージを下さい。

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太田:今の30代の方は、2020年東京オリンピック・パラリンピックを中心で支える世代であることに自覚的になったほうがいいと思います。事業を起こしてる方でも、会社に勤めている方でも、何らかの形で関わることが多くなってくるのではないでしょうか。オリンピックは、単にスポーツだけの問題じゃありません。海外の方がいっぱい来たり、オリンピック特需だってありうる。何より世界が日本に注目するこれ以上ない機会なんです。だからこそ、すべてのビジネスにおいてすごく大きなチャンスになります。そういう空気を肌で感じるタイミングは、そうそういつでもあるわけではありません。若い世代には、ぜひ、その空気を味わって、チャンスを活かしてもらいたいって思います。

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