「相手に対する愛情とストイックさを持って突き進む。それがマネジメントの極意」プラントハンター・西畠清順

弟子入り!マネたまくん

2018/02/21
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何者かになりたいなら、自分を信じて努力を続けること

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―今はプラントハンターというと、日本では唯一、西畠さんを指す言葉だと思います。植物の目利きや木の登り方、不安定な足場で刃物を扱う方法など、すべて実地で身につけたと過去のインタビューでおっしゃっていますが、その知識や技術の習得に必要なのは何だったと思いますか?

がむしゃらに一生懸命やることだけですね。野球や格闘技をやってきましたが、それは一番になれないと思いながらも続けていたんです。でも植物を触った瞬間、僕はこれで一番になれる、天才だって、自分で思えたんですよ。初日で。それから人よりも一生懸命やった自信があります。

―伸び悩みを感じたことは?

ゼロです。植物に関しては、初めて触ったときから自分は天才だという確信があったから、誰よりも努力して一生懸命やってきました。自分にとって狂おしいくらい好きなものがあって、それで生きていくんだって思う人は、モチベーションも下がることはないと思う。

一方でモチベーションに波がある人は取っ替え引っ替えいろんなことをやればいいし、足跡を残さなくても、素朴に生きて、周りの人を幸せにしていく人生もひとつだと思います。でも、仕事で「何者かになろう」と思っているならそんなこと言ってる場合じゃないし、プロ野球選手でも一流のアーティストでも、モチベーションの保ち方に悩む人はまずいないと思う。

―ずっと10年走り続けられるものなんですね
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石の上にも三年っていう言葉がありますが、僕の場合は10年。狂おしいくらい好きだと思えてからずっと頑張って10年経って、ようやく自分の花が少しだけ開き始めたなって思うんですよ。苦しいことも強烈なこともあったけど、だからといって諦めようとか、あまりそういうのはなかったですね。

―ただ、西畠さんのご職業は自分の熱い想いだけでは成り立たないですよね

人の協力がないと絶対にできない仕事です。例えば海外で植物が欲しいと思っても、その国の人の協力をもらわないと難しい。どう関係をつくっていくか、巻き込んでいくか、そういうことに自然となっていきますね。

―植物を使用した大規模なイベントが印象的ですが、成功させるテクニックはありますか?
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揺るぎない気持ち、何があってもやり切るという気持ちで突き進むこと。障害はいっぱいあるんですよ。法やシステムやお金の問題などで世の中の企画はポシャっていくんですけど、最後は気持ちで凌駕していく。「めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT」も1本の木で100万人集められたらとやり始めて、最終的には約141万人が来場してくれました。今、目の前にある天命が、絶対に叶うと信じています。それがないと難しいでしょうね。

―自分と、その仕事を信じるということですね。最後に、マネジメントと聞いたときに思い浮かべることはどのようなことでしょうか?

マネジメントする物事や人に対しても、愛情やストイックさが両方ないとアカンのじゃないかな。その上で突き進んでいくことですね。その2つさえあれば、周りも味方になってくれるし、自分自身も胸張って生きていけると思うんです。

まとめ

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訪れた神戸では、若い人にもお年寄りにも「清順! 清順!」と我が子のように呼びかけられ、インタビュー中にもサインを求められる人気ぶり。若い頃に生意気と言われながらも有言実行でどんどん想いを形にしてきた西畠さん。集まってくる人々に丁寧に挨拶している彼を見ていると、有名になっても人のつながりを大切にしている人柄が伝わってきます。
自分や、自分の仕事を信じられるかどうか。信じられるなら夢は叶うと公言して、周りを巻き込んでいく姿。そのパワーと勢いに、人も大きな仕事も引き寄せられているんだなと納得させられました。

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