2016/06/15 公開

1時間に1度、私のことを監視しにくる先輩。女の職場では”グループの呪縛”から逃れられないのか

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筆者:社内ニートなアラフォー女子 法律事務所にてパラリーガル(リーガルアシスタント)として勤務したのち、東南アジアにて、外資系コンサル会社の現地投資アドバイザーアシスタントとなる。4年の勤務を経て日本に本帰国し、現在は、業界大手の某会社にて、秘書とは名ばかりの社内ニートとして埋もれ中

前回お話しましたが、異動直後のトラブルがきっかけで、いきなり先輩からの強烈なお説教を食らってしまいました。原因の作ったのは私なのですが、そこまで言われる必要があるだろうか、というのが正直な気持ちでした。

ただ、これはあくまで序章に過ぎなかったのです。

女性は群れたがり、人目を気にする生き物。

女性は、とにかく群れたがる生き物なので、すぐに「グループ」を作るのです。そして、そのグループの人間関係が固定されたら、よほどのことがないと新参者は受け入れません。

別のグループの人と個人的に仲が良くても、グループ単位で活動する必要があるときには、自分のグループに引き入れるようなことはせず、別々に活動します。 業務部から秘書グループに異動したときに、これを実感しました。

私は、既存の秘書グループの中に入ってきた「業務アシスタント」。グループ心理からして、私は新参者に分類されます。その上で、のっけからこれまでの秘書グループの仕事のあり方、考え方に反するような行動をとってしまったことで、早くも目をつけられてしまいました。

社内ストーカー?1時間に1回、私のことを監視する先輩

私は新参者でしたが、社内人事上「秘書グループ」に属するわけで。私を新しくグループに迎えるべきかどうか、先輩秘書の間で本能的に試用期間が設けられたのでしょう。

異動直後に起こしたトラブルによって、外出する時間が先輩に伝えた時間よりも長くなり懇々とお叱りを受けたのは前回もお話した通りですが。それからというもの、この先輩、私がデスクにいるかどうか、ひどいときには1時間に1回、1日に数回は確認しにくるのです。

それを正しいと思い、必要なことと思っている先輩。私には理解不能なのですが、グループを作っている以上、先輩にとってはれっきとした”仕事”なんでしょうね。

グループを死守するために”苦手なものにあえて触れる”

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グループのルールもしかりなのですが、グループそのものについても触れておきましょう。会社においての女性グループのメンバー構成は、複雑化されています。学生時代であれば、好き嫌いや、部活動、クラスなどでグループ化されると思われますが、会社内では自分たちの意思で構成されるところはむしろ少なくなり、社歴、年齢、既婚・未婚などの様々の立場の人の寄せ集めになります。

立場の違いだけで、やっかみの対象になったり、意見が対立することがあります。私ではないのですが、秘書グループの20代の同僚でファッションやメイクに力を入れている人がいます。年配の方だとそれをよく思っていない人もいるんですよね。力を入れることも、よく思わないことも自由なはずです。

私は、自分が苦手で自分に影響がないことであれば触れる必要がなく、いつも苦手な相手でも日によって意気投合した時はそれを表現すればいいと思っています。ですが、女性の中には、苦手なものにあえて触れる必要があると思っている人がいます。「その服、可愛いね。」って、思ってもいないことをあえてその人に言いに行くという。グループを円滑に存続させるためのコツなようです。そこまでしてグループを死守する必要があるんですねえ。

グループを否定した顛末が、お菓子外し。

仕事に対する考え方もしかりなのですが、上記のような、秘書グループでの女性特有のグループ心理にどうにもついていけず、業務開拓に邁進し業務に没頭することで、自らグループ加入を申し入れしませんでした。

先輩からすれば、こっちからも願い下げよ、ということですが。私から入らなかった、というのが、先輩方のグループ心理から理解されず、一部にはお怒りを買ってしまったようです。

否定されたと思われたのでしょうか。必要な連絡が私だけに回ってこなかったり、いわゆるお菓子外し(お土産などを私には配らない)などのいじめが起こりました。異動直後に言われた「私たちに礼儀を欠いたら秘書グループから出て行ってもらう」が実行され始めました。

今のところ、それに屈していませんが、女性のグループ至上主義の意識には並々ならぬものを感じています。

会社側はどう思っているのでしょうか。「郷に入れば郷に従え」であるべきなのか。

会社の女性グループ内においてうまく立ち回るには、理不尽なことを感じてもその場でのルールに従うのが一番でしょう。そのグループでのルールにおいて、座っておくのが仕事、多少やることがなくても仕事をするふりをするのが重要、よく思っていなくても「可愛い」と言えばいいのです。

私の場合、生産性のないことに注力することに意味を見いだせず、一緒に行っている業務もなかったのでグループに入ることに重きを置きませんでした。ただ、そうなると、孤立することは必至です。

表面上はそれなりの関わりは保ちますが、たまに割り切れない感情を持って寂しさや虚しさを感じることもあります。どれほど割り切れるか、どこで線引きするかは自分次第ですが、女性グループにおいてのその独自のルールと状況は把握しておいて損はないでしょう。

人間関係のいざこざは、大人なので自分たちで解決するべきですが。このように女性たちが職場で非生産的な争いに労力を投じていること、会社側はどう思っているのでしょうか。女が集まればどこの職場にも蔓延であろう縄張り争い。この呪縛からはきっと、逃れることはできないのでしょうね。

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社内ニート
法律事務所にてパラリーガル(リーガルアシスタント)として勤務したのち、東南アジアにて、外資系コンサル会社の現地投資アドバイザーアシスタントとなる。4年の勤務を経て日本に本帰国し、現在は、業界大手の某会社にて、秘書とは名ばかりの社内ニートとして埋もれ中