『弟子入り!マネたまくん』モンドくん(イラストレーター編)

弟子入り!マネたまくん

2017/11/08
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「面白いことをしたいなら、その下地は20代のうちに作る」

――現在、モンド今日の絵という形で毎日一枚、人物の絵を描きブログにアップされています。相当な根気が必要だと思うんですが。

ボギーさん ブログを始めたのは9歳で、その頃になると周りが塾やクラブ活動とか行き始めて、習い事をしだすんですよね。一方で、モンドは朝から晩まで遊んでばかりで、遊びのことしか頭にないんです。何か継続して続けられるものをやらせたかったんですけど、集中力が散漫な性格なので。それで根気を持ってやれることはないかなって考えて、モンドと似顔絵を1日1枚描こうって約束したんです。お父ちゃんが課題を毎日出すから、その人を描いてねって。それをブログにアップしていくようになり、今でも継続してやっています。それが力になってるんだと思います。

――お父さんとして、ボギーさんはモンドくんをマネジメントする存在でもあると思います。その秘訣を教えてください。

ボギーさん 現在、いろんな企画で呼ばれたりすることが多くなってきたんです。でも、趣旨が面白くなかったり、あまりにもビジネスライクすぎる時は断るようにしています。スーパーキッズとか天才キッズとか言って、子供のうちからもてはやすのは良くないって思ってて。子供なのに大人顔負けっていう言い方もよくされるんですけど、それって大人が上から見た目線じゃないですか。うちは、ちゃんと一人の人間として、子供だろうが大人だろうが関係なく認めてあげたいっていう気持ちが強くあるんです。だから、こちらからモンドを売り込んだことも一度もなくて、プロデュース的なことをしてるつもりもないんです。毎日楽しいことをして一緒に無心で遊んでるっていう感じですね。それが吸引力になってるんじゃないかな。

――なるほど。子供がやってることに対してビジネスで接してはいけないわけですね。

ボギーさん はい。損得だけで動かされちゃダメだと思います。損得だけで生きていたら、周りには損得勘定する人しか集まらないわけじゃないですか。逆に損得抜きの関係を大事にする人には、そういう人が集まってくるわけです。だから、やりたいことがあれば、熱意を持ってやればいいと思うんです。ビジネスのことはひとまず置いておいて。若い人がもし面白いことをしたいなら、そのための下地を20代のうちに作るべきなんですよね。人の繋がりとかも含めて。

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――モンドくんは次にどんなことをしてみたいですか?

モンドくん 今後はいろんなことを試してみたいです。いろんな場所に言って、いろんなモノを描いてみたい。画材もこれまで使ったことのないものを使ってみたいですね。今はいつも100円のサインペンで書いてるので。

――モンドくんの今後の活躍、ワクワクしますね。

ボギーさん うちの家族はみんな1年以上先のことを考えられないんですよ。思い浮かんだことをやりたいわけで、計画的に考えることが苦手なんです。だから、モンドがこれからどうなるとかも考えてないんです。結局、なんとかなるって思ってるんですよね。何か悪いことがあっても、そのあと良くなる前振りだって思うから。全然凹まない。ワクワクするんです。だから、どんなことになっても生きていける気がします。

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「毎日楽しいことをして無心で遊ぶ」というのが一番大事というモンドくんとボギーさん。その才能を特別扱いせず、遊び心を忘れさせないことが、一流の育て方なのでしょう。そんな自由な雰囲気から生み出されるからこそモンドくんの絵には人を惹きつける吸引力が生まれ、大人から子供まで魅了してやまないのかもしれません。


インフォメーション

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モンドくん
(¥1,600)税別
奥村門土 (著), 川島小鳥 (写真)
2014年、PARCO出版より発売。
福岡の10才(当時)の男の子モンドくんのまっすぐで純粋な視線で捉えた人物画作品は世界中で絶賛! 本書は1年間で描きためた約200人分の人物画とともに、川島小鳥によるメチャカワなモンドくん写真満載の一冊です。

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