【ばっくれられた人座談会】私たちはこうして部下にばっくれられました。

「働く」を考える。

2017/11/15
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「あきらかに勤怠が悪くなる」がばっくれサイン

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―― 今回の3つのエピソードに共通するのは、パワハラを受けていたとかではなく、「まさかこの人が」という周りも気づかなかったパターンですよね。兆候もなくばっくれちゃう人の共通点って何かありますか?

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ばっくれた話ではないんですけど、そろそろ辞めるなっていう人は分かりますね。遅刻が増えたり、レスが遅くなったり、目を合わせてくれなくなったり(笑)。会話の節々に辞めたいオーラが出てるというか。
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ほんのり拗ねている空気みたいな(笑)。

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明らかに勤怠は悪くなりますね。

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「休む」か「休まないか」、僅差で「休む」を取るというか。そういうギリギリのモチベーションなんだなって感じ取りますね。

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一度休むと、自分がいなくても会社って回るんだと分かって、だったら辞めよう、逃げちゃおうって思うんですよね。

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今回も含め、いままで辞めていったバイトの子を見ていると、人に相談をしない人がばっくれタイプかもしれませんね。本当はもっと違う仕事がしたいとか、仕事の進め方がわからないとか内容はいろいろですが、行動を起こさずに辞めちゃうっていうパターンです。今回のばっくれの子も、もっと早く言ってくれれば多少は調整できたかもしれないのに、って思います。

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―― 相談したら怒られるとか、恥ずかしいとかそういう心理なのでしょうか。

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無駄を嫌うというか、自分が想定していたこととちょっとでも違うと、辞めちゃう。その判断が異様に早い、必要以上に合理的という感じもありますね。でも普段からコミュニケーションを意識していますし、相談しにくい雰囲気ではないはずなのですが……。

―― Aさんの元後輩も、本人がつらさを自覚していたかは別として、相談しないタイプだったのかもしれないですね。この経験から、いま意識していることはありますか?

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そうですね。結構プライベートでも遊んでいた後輩だったので、コミュニケーションはとれていたはずなのですが……。でも、もしかしたら自分以外の人になら話せていたかもしれないし、社内でほかに話したい人はいるかとか聞いてみればよかったなと思ってます。

いまは、仕事の合間に後輩と一緒にコーヒーブレイクを入れて、仕事以外の話もするようにしたり、なるべくヒアリングをするようにしていますね。そうすると意外とポロッと本音が出たりします。

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ヒアリングは大事ですよね。私も、最初の段階で具体的にどんな仕事がしたいか、勤務中も困っていることはないかなど都度聞くようにしてます。

ばっくれ予防策は「褒め」と「感謝」

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―― ばっくれを防ぐ方法もお聞きしたいのですが、飲みに連れていく作戦とかは効果的ですか?

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上司と部下のタイプというか、組み合わせによりますね。会社の人と飲みに行くのが好き同士ならいいですけど、どちらかがそうでもないと逆効果でしかないです。僕はあまり飲み会が好きじゃないので嫌なタイプです。それに仕事の大事な話なら酒抜きでもできると思っているんですね。そこは都度見極めていく感じですかね。

―― 飲み会の場合、人数が多くなりすぎることもありますよね。

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そうなんですよ。大人数の飲み会になるとちゃんと会話できなくなるので、余計しんどいという。ちゃんと話そうと思ったらメンバーは3人までですかね。

あと、以前所属していたチームのリーダーをやっていたときは、個別にコミュニケーションとるよう心がけていました。そこでモチベーションあげたり、御用聞きみたいに今の状況を聞いたり。メンバーにも恵まれていたかもしれないのですが、なにかあるときは個別に相談してくれましたね。

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あと、効果的なアクションとしては、褒めることですかね。「こんなことまでやってくれたんだ、すごいね! ありがとう!」って少し大げさに感謝するとか。忙しいとこういうことって蔑ろにしがちなんですけど、やっぱりやると違いますね。

―― 褒めと感謝。

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そうですね。いまいるバイトの子で、入社当時は全然ダメダメだったのに、一年でめちゃくちゃ成長して、指示される前に気を利かせて動いてくれるようになったんです。仕事に慣れたこともあるでしょうが、必要とされる喜びを知ったのかな。自分の存在意義を感じるようになって、責任感が増した気がします。そういう子は、ばっくれずに続きますね。

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