【前編】「誰が言うかではなく、何を言うか。チーム力が、仕事のクオリティを上げる」ジョン・カビラ

失敗ヒーロー!

2018/11/27
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誰が言うかではなく、何を言うか。発言しやすい空気がチームワークを生む

――DJとしてだけではなく、チームの一員としても活躍されていくわけですね。

ジョン・カビラ:番組の特性によっても違いますが、DJが制作のチームの一員になるというのは稀なことですよね。ただし、すべての番組に僕を一から入れてくださいというのは現実的ではないと思っています。いくつ体があっても足りない。ですから、お仕事の話をいただくときは「期待されていることは何か、そもそもなぜ私なのか」というところから始まります。そこに齟齬があるとみんなが不幸になります。ただ「僕の知らない僕」もいるので、それを引き出してくれる仕事というのは1番の発見と宝物ですね。

――J-WAVEのナビゲーターを30年という年月にわたって続けてこられた秘訣は何だと思われますか?

ジョン・カビラ:何か正しいことをやってきたんでしょうね(笑)。でも一番大事なのはチームワークでしょう。企画会議で大事なのは、誰が言うかではなく何を言うかなんです。昨日入ってきたアルバイトなのか、この道ウン十年のプロデューサーなのかは関係ない。キャリアがある方が心掛けないといけないのは「自分の立場のために誰かが発言しない」という空気を作らないようにすること。なんでもオープンに、ということに尽きますね。「カビラの前ではこういうことを言えないよな」という雰囲気を作らないように。

具体的には「つまんないよ」「それもうやったよ」だとか「誰に向けてやっているの?」など、頭ごなしに言わないこと。まずは聞く。即座に判断しないということですね。これはどこの世界にも通ずる話だと思います。

後編では…

サラリーマンを経て、J-WAVEのナビゲーターとなったジョン・カビラさん。後編では、ナビゲーターとしての仕事術やチームワークとしての在り方、カビラさんの考える仕事観についてさらに語っていただきます。

取材協力:J-WAVE(81.3FM)

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