haru./HIGH(er)magazine編集長 自分自身と向き合うことは、世界と向き合うこと」【前編】

逆境ヒーロー!

2019/08/14
Pocket

人とのつながりが自分自身の成長の糧となる

――haru.さんが一緒に仕事をしたいと感じるのはどんな人ですか?

haru.:これまで関わってきた人たちはみんな個性的で魅力もさまざまですが、やっぱりみんな自分ときちんと向き合っているという共通点がありますね。自分と向き合うことは、世界と向き合うこと。自分がどのように世界に作用しているのかも見えてきます。何かを作って世の中に出すことは、多少なりとも世の中に影響を与えるし、もし自分がいなくなったとしても、その作品は残り続けてほしい。次世代に根付いていくものを作りたいので、同じようなビジョンを持っている人に自然に惹かれています

――人に影響を与える立場であるharu.さんが、逆に読者から影響を受けたことはありますか?

haru.:私の作品を見た読者からは、「自分と向き合うきっかけになった」という言葉をいただきました。前号では、バングラディッシュと日本にルーツを持つモデルのシャラ・ラジマと「アイデンティティとは何か」というテーマで数カ月にわたって話し、その内容をコンテンツにするというとても長いプロジェクトをやりました。話をしていくなかで自分たちの考えが変化することもあり、繰り返し話し合う機会を持つことはすごく価値があると改めて感じましたね。同じように人と対話することの大切さに気づいてくださった方からは、「世の中に対する見え方が変わった」といったフィードバックもありました。

私は人が持っている個人の力を信じていて、一人ひとりがメディアになると思っています。発する言葉や一つの行動が、コミュニティを作り、コミュニティのなかでの常識が形成されていく。自分の発言や行動を意識的にすることで、本当に世の中は少しずつ変えられるんじゃないかと思います。HIGH(er)magazineのコミュニティから、社会が少しでも生きやすい場所になることを願って、日々雑誌作りに励んでいます。

――そんなharu.さんが精力的に活動を続けられる原動力とは?

haru.:よく聞かれますが、ものづくり以外に楽しいことがないんです。これといった趣味もなく、自分の周りにいる素敵な人たちと関わりながら、その人たちを紹介したり一緒に作品をつくるということにしか喜びを感じないのかもしれません。HIGH(er)magazineを作っちゃダメと言われたら、逆に生きるモチベーションがなくなってしまいます(笑)。それくらい私にとってHIGH(er)magazineは、自分や社会と向き合うためのライフワークの一つなんです。

後編では・・・


自分や社会と向き合うライフワークとして、高校生のころから雑誌制作を行ってきたharu.さん。2019年6月には自身が代表取締役を務める株式会社HUGを設立されました。会社設立に込めた想い、育った背景の異なる他者とのコミュニケーション方法など、後編では株式会社HUGの代表取締役としてのharu.さんの一面を伺っていきます。

マネたまご マネたまをフォローすれば最新記事をお届けします!
運営会社 | Copyright © kaonavi, inc. All Rights Reserved.