2016/10/26 公開

エクセル(Excel)におけるヒストグラムの作り方とFrequency関数について

マネジメントシーンで役立つエクセル術

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2016

エクセルのヒストグラムでデータをわかりやすいグラフにする!

日々の売上や在庫管理など、数字が伴うあらゆるデータはただ数字としてワークシートに並べるよりも、グラフ化したほうが状況を簡単に認識できるので遥かに優れていると言えます。たとえば、売上実績を数字で書いてボードに表示するよりも、棒グラフにすればその状況は一目瞭然ですよね?

そんな数字の分布状況をグラフ化して、視覚的に認識しやすくするのがエクセルのヒストグラム。ちょっと聞き慣れない単語かもしれませんが、使いこなせれば資料作りやデータ分析で力を発揮します。今回は、エクセル2016を使ってヒストグラムの作成方法とFrequency関数の使い方をご紹介します。

ヒストグラムを作成する

今回は売上金額の分布状況を視覚的に認識するために、ヒストグラムを用いたグラフ作成を行います。

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ヒストグラムは、画面上部に表示される「挿入」タブから、「統計グラフの挿入」アイコンをクリックして設定します。

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ここで「ヒストグラム」を選択すれば、それでグラフは完成です。

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このグラフでは、「31.2~40.4万円を売り上げた人が8人」と見ることができます。

……が、この状態では少し大雑把で見づらいですよね?

そこで、少し設定を変更して見やすいグラフにしていきます。

軸の書式設定でグラフを細分化

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作成したグラフの売上額が表示された箇所(横軸)をダブルクリック(または右クリックして「軸の書式設定」をクリック)すると、画面右に「軸の書式設定」ウインドウが表示されます。

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ここで「ビンの数」を6つに設定すると、グラフの数が6つに設定されます。

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さらに、ビンの幅を5に設定すれば売上額(横軸)が5刻みになり、グラフとして少しわかりやすくなりましたね。

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これで売上額の分布状況がとてもわかりやすく視覚的に把握できるようになりました。

27~32万を売り上げた人が10人と最も多く、47万円以上を売り上げた人は1人というデータが手に取るようにわかるので、分析・資料に役立つことでしょう。

Frequency関数を使ってヒストグラム作成

先ほど「分析」を使って行ったヒストグラムの作成は、Frequency関数を使っても同様の処理ができます。

ただし、Frequency関数を使うには、ちょっとした下準備が必要となります。

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まずは、さきほどヒストグラムを作成した時のような売上額の分布を作る必要があるので、分布度の上限値(売上20-30のグラフを作るなら上限値30)を1つずつ設定します。

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Frequency関数は「度数」の下のセルに出力していくので、まずは対象セルを範囲選択しておきましょう。

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「関数の挿入」から、「Frequency」で検索すればFrequency関数が見つかります。

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「データ配列」には、分布度を求めたいセルを範囲選択して入力します。
この際、項目名は不必要なので、数字のみを選択するようにしましょう。

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「区画配列」では、先ほど上限値を入力したセル全てを選択します。

これでデータ入力は完了しますが、ただOKをクリックしたのでは作業は完了しません。

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キーボードのCtrlキーとShiftキーを同時押ししながらOK(またはEnterキーを同時押し)をクリックして、はじめてFrequency関数で全ての分布度が出せます。

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これで度数分布表が完成しました。

最後に、作成した同数分布表右下に表示されるクイック分析を選択します。

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ここではグラフに数値の幅を表示させるため、先ほどFrequency関数で作った分布度だけでなく値も一緒に選択しておきましょう。

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「クイック分析」から「グラフ」、「集合縦棒」と選択すれば、このようなヒストグラムが完成します。

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マネたま編集部
「現場視点から考えると、マネジメントがもっとオモシロクなる」をコンセプトに、マネジメントに関する情報を発信していきます。