2016/02/01 公開

まだ台風・豪雪の日に社員を出社させてるの?「在宅勤務」にしないとか、完全に「人事部の怠慢」ですよ。

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こんにちは、イケダハヤトです。今日も、人事部のみなさんに言いたいことがあるんですよ。

おかしいでしょう、この風景。

2016年1月。ご存知の通り、稀に見る大寒波が襲来。あの沖縄にまで積雪したそうで。都心の交通も完全に麻痺。仕事にならない一日を過ごした方も多かったのではないでしょうか。

笑いますね、これw

改札からホームまで1時間!

ビッグサンダーマウンテンもビックリな行列。

ぼくはこんなツイートをしました。200RTと人気です。

諸悪の根源は、経営者&人事部。

仕事にならない上に、そもそも危険なので、出社する必要などないはずです。

なのに、21世紀になったっていうのに、豪雪のなか、まだオフィスビルに出社している!

みんな!頭冷やして!そこに冷たい雪があるから!

もうあきれ果てるしかありませんが、立場の弱い社員のみなさんを責めるのは酷です。

諸悪の根源は、経営者と人事部ですよ!どどーん!

ぼくの友人の経営者、秋元さんは、あたりまえのことを実践しています。当然ですよね。

G-netでは昨晩のうちに降雪が予定されるということで、緊急の仕事などが特段なければ出社は遅刻OK、自宅作業OKとの連絡を通知しました。

だって、電車は遅れて寒い中待たされて、そして乗り込んだらすし詰めでまた徐行運転で時間かかって。。。ってきついでしょ。

普段30分の片道がそれで2時間かかるとか、罰ゲームみたいw

まだ雪中行軍で、消耗してるの?今日は、出社遅刻・自宅作業OKです。 : 秋元祥治(岐阜・G-net・OKa-Biz)の活動日記

経営サイドから見て、「警報が出ているレベルの悪天候で、出社させる」のは、明らかにコストパフォーマンスが悪いはずです。

冗談ではなく、たいせつな社員が転んで怪我する可能性だってあるわけです。妊娠中のスタッフなんか、命の危険を冒しながら出社してるんですよ。普通に労災リスクがあるんです。

そもそも!悪天候で消耗して出社したって、ろくに仕事にならないんです。効率性の観点からいって、悪天候のなか社員に出社させるのは、「頭が悪い」んですよ。ぼく、間違ったこと言ってます?

2016年は在宅勤務元年の様相。

まぁ、さすがにそんなことはみなさんわかっているようで、リクルート、日産、トヨタなどなど、多くの大企業で在宅勤務の本格導入が進んでいます。最近の報道をおさらいしておきましょう。

リクルートホールディングス(HD)は10月から上限日数のない在宅勤務制度を導入する。全社員が対象で、子育てや介護といった理由がなくても利用できる。

一部のグループ会社にも適用し、まず約2000人を対象とする。育児や介護などを念頭に多様な働き方ができる在宅勤務を導入する企業は広がっているが、全社員が原則、上限なく在宅勤務ができる制度は珍しい。

リクルート、在宅勤務を全社員対象に 上限日数なく  :日本経済新聞

 日産自動車は全社員を対象に在宅勤務ができる制度を導入している。介護をする男性社員の手助けになるうえ、女性社員には育児・家事の融通が利き生活にメリハリがつくと評判だ。

在宅勤務で生活にメリハリ 日産、全社員に制度導入  :日本経済新聞

自動車大手のトヨタ自動車もこのほど、終日の在宅勤務を育児中以外の社員にも幅広く認める制度創設の検討を開始。

トヨタも拡大検討の在宅勤務制度、8年前に導入の日本HPに課題と現状を聞く | マイナビニュース

金融機関ですら、導入の動きが始まっています。

 みずほ銀行がiPadとCitrix XenAppのアプリ仮想化環境を利用して、ワークスタイル変革を積極的に推進している。金融機関では難しいと思われた在宅勤務も視野に入れ、柔軟な働き方を目指しているという。

ASCII.jp:みずほ銀行、iPadとXenAppで働き方改革、在宅勤務も視野

この分野のトップランナー、サイボウズの取り組みはすばらしいです。特設ページもあるので、在宅勤務の本格導入を考えている人事担当者はぜひ。

在宅勤務制度を導入する上で、評価や管理などの人事制度に加えて重要なのがシステム面の整備である。

直接のコミュニケーションや紙の受け渡しなどが出来ない在宅勤務環境では、オフィスと同等に仕事を行える「場(ワークプレース)」と「場所を問わずにアクセスできるネットワーク」を整備する必要がある。

サイボウズでは、場(ワークプレース)を提供する「グループウェア」と、モバイルアクセスを実現する「リモートサービス」を用意し、実際に自社の在宅勤務制度でも利用している。

在宅勤務を実現するシステム環境 | 育児を支援する在宅勤務 ―在宅勤務が企業の生産性を向上させる―

こうした流れを見ると、2016年は「在宅勤務元年」になる予感がします。ようやく「権利」になってきたなぁ…という感じですね。今はもう21世紀ですから、在宅勤務は働く人にとって、当然の権利ですよ。

在宅勤務は、社員を救う。

ぼくは、2011年に脱サラしています。会社を辞めた理由はいろいろと挙げらるんですが、そのひとつは「子育てがしたかったから」なんですよ。

ぼくが当時勤めていたのはベンチャー企業で、長時間労働が蔓延していました。20代の社員が中心で、子育てをしている人は、当時だれもいなかったはず。

もちろん、育休を取っている人も、育児を理由に時短・在宅勤務している人もいません。このまま会社勤めしていたら、確実に育児に時間が割けないので、さっぱりと会社を辞めた次第でございます。今はきっと、だいぶ労働環境もよくなっているとは思いますが…。

在宅勤務を許容すれば、社員は救われるんですよ。

子どもが急に熱を出しても大丈夫。恋人・パートナーが倒れても大丈夫。親の介護が必要になっても大丈夫。うつ病に罹患し、出社が難しくなっても大丈夫。身体に障害を負って、出社できなくなっても大丈夫。

在宅勤務は、何より社員のためになるんです。そのついでに、生産性も上がります。

人事担当者の方はそのことを肝に銘じて、ぜひ制度作りを始めてください。古臭い日本の悪習を変えましょう。

アホみたいじゃないですか、こういうの。最後に貼り付けておきます。

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イケダハヤト
1986年神奈川県生まれ。2009年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、半導体メーカー大手に就職。と思いきや会社の経営が傾き、11ヶ月でベンチャー企業に転職。ソーシャルメディア活用のコンサルタントとして大企業のウェブマーケティングをサポートし、社会人3年目に独立。会社員生活は色々と辛かったので。2011年からはブロガーとして、高知県を中心にうろうろしています。 ブログ:まだ東京で消耗してるの?
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