2015/11/30 公開

人事部が勝手に部署を決めるとか意味不明。優秀な人から、会社を退職していきますよ。

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こんにちは、プロブロガーのイケダハヤトです。人事部のみなさんに、考えをあらためていただきたいことがございまして、この度記事を提供させていただきました。

部署を勝手に決めるとか意味不明。

ぼくは現在フリーランスとして活動しているのですが、若かりしころ、一年だけ大企業でサラリーマンをしていた過去があります。

いやー、びっくりしました。配属されて数ヶ月後、突然人事異動があって、お世話になった先輩が地方拠点に飛ばされてしまったんですよ

しかも、長年やってきた営業から、突然人事に異動…という感じで、仕事の領域も変わってしまいました。本人も「いやー…ついにきたね…」とげんなりしていらっしゃいました。

一応は納得して異動したようですが、ぼくはそれを見て「なんて理不尽なんだ!」と衝撃を受けたわけですよ。大企業のサラリーマンをしていると、自分で働く場所を選ぶこともできず、自分でどんな仕事をするかも選ぶことができない?えぇぇ?それ、冷静に考えて、おかしくないですか?でも、珍しい話ではないですよね。

優秀な人は、自律できない環境を嫌う。

人事部がこういう方針だと、優秀な人はどんどん会社を辞めていきますよ

かくいうぼくも、そんな会社に勤め続けるイメージが沸かず、さっさと退職してしまいました。今はフリーで楽しくやりたいことをやっております。ちょっと申し訳ないですが、ほんとうに会社を辞めてよかったです。

自分のキャリアを能動的に作っていこうと考える人にとって、自分の働く場所・働く部署(職種)を選べないことは「問題外」レベルの苦痛です。場所と部署を選ぶことは、キャリア形成の基本中の基本ですよ。なぜ、そんな大切なことを自分で決定できないんでしょう?

逆にいうと、人事部のいいなりになってキャリアを作っちゃうような人は、能動的な意思が弱く、依存心が強いので、仕事のパフォーマンスも低質です。ついでに、責任感も劣化しますね。

自分の進む道を、自分で希望し、自分の意思で選択したとき、人の能力・責任感・好奇心は最大化されます。「希望してもいないような仕事を楽しめるような人間」は、ごくごく少数ですし、そもそも、そういう優秀で柔軟な人は、結局会社を辞めていくでしょう。

いや、非常にシンプルにいって、東京本社の人事部で働いていて、人事にやりがいを感じているみなさんが、突然「じゃ、来月から大阪支社の総務で働いてね」と言われたら、かなりげんなりしませんか?

この場合、ぼくなら「人事部が面白い会社」「これから人事制度を作るベンチャー企業」に転職しますね。多分、みなさんも転職考えますよね。そういうことです。

もう、時代が変わっているんです。

きっと「終身雇用」が前提だった昔は、そういう「ジェネラリスト」を育てるようなキャリアパスが、組織にとっても、本人にとっても合理的だったのでしょう。

しかしながら、今は時代が違います。「終身雇用」は完全に死語になりました。説明するまでもないでしょう。

そういう時代において、組織の論理「だけ」で人事異動を決めるような経営方針は、個人にとっての不利益につながります。

わかりやすい話で、「大企業に15年勤めて、営業と人事と生産管理を経験してきました」みたいな人は、転職市場において「で、何が専門なの?」とあしらわれてしまいます。また、その経験をもって独立することも困難です。「営業15年」「人事15年」というプロフェッショナルだったら、なんとでもなると思いますけどね。

転職、独立を前提に人事戦略を組み立てるべき。

まとめ

終身雇用が過去のものとなった今の時代、人事部が考え方を変えないと、不幸な人が量産されてしまいます。あなたの会社に勤める人たちは、この会社だけで一生を終えるのではないのです。あなた自身も含めて。

ゆえに、人事部としては、将来的な転職、独立を前提に、キャリアパスを描くことを支援すべきです。「人事」は、働く人の人生を預かり、良い方向にデザインしていく仕事なのです。

その方針は、巡り巡って、会社を強くするとも思います。自分の意思が反映されやすい組織であれば、優秀な人が集まり、定着率も高まりますから。実際、ぼくは「将来的な転職・独立を見越して活躍を応援してくれる会社」があったら、そこで働きたいと感じますよ。

というわけで、ツイッター、フェイスブックなどで、みなさんの考えをぜひ聞かせてください。人事部の視点でも、企業で働く一人のビジネスパーソンとしての視点でも。

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イケダハヤト
1986年神奈川県生まれ。2009年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、半導体メーカー大手に就職。と思いきや会社の経営が傾き、11ヶ月でベンチャー企業に転職。ソーシャルメディア活用のコンサルタントとして大企業のウェブマーケティングをサポートし、社会人3年目に独立。会社員生活は色々と辛かったので。2011年からはブロガーとして、高知県を中心にうろうろしています。 ブログ:まだ東京で消耗してるの?