想定外の事態にも柔軟に対応!PDCAを補強するOODAでのマネージメント

マネジメントシーンで役立つビジネスフレームワーク術

2016/12/15
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OODAに補強されるPDCAのビジネスワークフレームとは

ご存知の通り、計画⇒実行⇒確認⇒再実行を繰り返します。同じ次元の同じ内容に関しては確かに上達や向上が期待できるもので、多くのルーチンワークでは有効性も高くなります。しかし、市場の変化は著しく多様化しています。果たして、同じ次元で考え、計画する時間を経て、実行したことの答えを再思考、再試行することが有効になる確率はどれくらいでしょう。

皆さんの業種ではいかがでしょう。PDCAを繰り返す中で、欠けている視点を薄々感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

PCDAでうまくいかないのはなぜ?

質や効率性の向上を目指して回すPDCAですが、部分的な改善にとどまってしまったり、広い視点を持てなくなってしまうなどの、うまくいかない理由となる落とし穴が存在します。そこで、OODA(ウーダ)という手法をご紹介します。PDCAより、グッと広げた視点と流れに即した迅速な「次の策」を試みることができます。

OODAで何を見る・どう動く?

O(observe) 観察   ・・・ 行動に直結、必要な情報が集まる、気付ける
O(orient) 方向づけ ・・・ 思考や行動が無限
D(decide) 決意  ・・・ 「ひらめき」の多様性、状勢に即した判断
A(Act)  実行  ・・・ 全体を改善・上昇させる行動に繋がる

OODA

OODAの有効点は、変化に強いということです。観察を出発点にすることで変化を敏感に感知でき、柔軟な決断が許容されていれば、迅速な順応や的確な戦略を可能にするのです。企業内の循環にしても、顧客への対応にしても、まさに現代の企業に求められることなのです。

管理職や上司のOODA

部下を持つ管理職や上司がマネージメントをする際にOODAを使う時に必要となるのはどんなことでしょう。リーダーが動く現場を支援していく必要があります。

O ・・・ 部下と外部環境の観察の徹底
O ・・・ 組織内の分析、経験、知識、外部情報の活用
D ・・・ 情勢情報への直感、外部への戦略、必要性への対処
A ・・・ 部下の実行・行動に繋がる情報の提供

部下と外部の観察からの情報を得ることがスタートです。会社全体の目的を十分に浸透させることも重要になります。この2つのOOの工程を経ることで判断・意思決定がより的確になります。その上で行う部下へのサポートは迅速になり成果により近づけることになります。

各業務担当の連携を強固にするための部下へのOODAの適用

人材紹介業での営業とコンサルタント業務にOODAを適用させて、その連携を強固にする例をご紹介します。

人材紹介は、顧客となる企業の募集、求職者の転職のタイミングによって各担当の業務要素の変化が著しく、かつ予測がしにくいものとなります。顧客や求職者優先で進行していくべきもので結果からの評価に振り回されがちなPDCAでは障害や停滞が生まれやすいです。
観察を怠らず、流れの中で自ら考え、的確な情報に沿って実行し、たとえ失敗しても柔軟に修正が効くことは余裕を生みます。

営業とコンサルタントの間では情報の連携が非常に大切です。

営業
O ・・・ 顧客を観察することに徹します。成果は二の次思考
O ・・・ 顧客との接点を自由に作り出し、状況の感知に繋げます。
D ・・・ 計画進捗ではなく、顧客の必要なことに柔軟に注力できます。
A ・・・ 確かな現時点の情報を迅速にコンサルタントに伝えます。
コンサルタント
O ・・・ 登録者を観察することに徹します。成果は二の次思考
O ・・・ 登録者、候補者との接点を自由に作り出し、状況の感知に繋げます。
D ・・・ 計画進捗ではなく、顧客視点と登録者視点のマッチングに注力します。
A ・・・ 営業からの新鮮な情報を基に迅速に紹介を行います。

OODAで回す組織に必要なスタンス・方法

観察が欠ければ必須の情報を見逃し対応の遅れを生じさせます。計画の中での想定外が起きれば負担感が大きくなるでしょう。

そこでOODAでマネージメントをする際には、基盤となる方向性を強く伝え、部下の行動や判断に必要な情報を与えたら、意思決定も、進行も任せてしまうのです。自発性は育まれていきます。現時点で数字への未達や失敗があっても軌道修正ができるのがOODAの強みです。マネージメントの立場からも、部下自身も臨機応変に対応していけるようになるでしょう。



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