PDCAで間違いやすい具体例を知りたい!

マネジメントシーンで役立つビジネスフレームワーク術

2016/12/15
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PDCAを行なうのではなく、例を掲げて、部下を指導しよう

PDCAは経済活動を行なう上で、役に立つ管理手法です。しかし、経験の浅い新人や部下にPDCAを独自でやらせると期待していたものと異なる結果が出てきてしまいます。そのため、マネジメント層は報連相を通して、部下のPDCAをうまく導いてあげる必要があります。

今回は新人や部下がPDCAを行なうにあたり、間違いやすい点を具体例に挙げて、ご紹介いたします。「PDCAを回せ!」と丸投げするのではなく、その経過をサポートしてあげることが大切です。それにより、新人や部下の成長にもつながり、結果的にチーム全体の生産性を向上できます。また、自分自身が昇進した際に自分の育成した部下を後継者としても押すことができます。

PDCAで間違いやすい例 その1

PDCAで間違いやすい項目は「Plan(計画)」です。
このPlanを計画ではなく、目的や目標として、提出することです。
例えば、以下のような例を提示されたら、どうでしょうか。

営業売上5億円
内訳:営業1課 2億円 / 営業2課 1億円 / 営業3課 2億円

一見、計画に見えますが、これは計画ではなく、目標です。
そもそも目的と目標はそれぞれ意味が異なります。

目的は何のために行動に移るかという「理由」にあたります。
目標は行動の結果、得られるもの。つまり、「ゴール」にあたります。

そのため、「Plan」である計画とは異なるものです。
水泳競技で例えると、目的と目標は「25mを30秒で泳ぐ」があたります。

「Plan(計画)」は1日の筋力トレーニングのメニュー内容、コーチは誰に頼むと良いか、普段の食事メニューを担当する人は誰か、一日の練習時間をどの比率で割り振るかなどの実現可能にするための目的と目標に基づいた計画作りとなります。

PDCAで注意した項目の例

PDCAサイクルにおいて、つまずきやすいことが「Do」です。これは「Plan(計画)」をそのまま「Do(実行)」に移すというものです。

「Do(実行)」に移す前に、改善できることはないか、もっと必要なことはないか、このアクションで問題ないかを徹底的に見直す必要があります。

また、マネジメント職においては計画と結果がずれないように、無駄をなくし、部下の進捗を把握しておく必要があります。

そこで、部下には報連相の方法を設計しておく必要があります。
また、Do(実行)のどのタイミングで報連相を行なうかを共有しておくと良いでしょう。
その他、最低限の報連相の内容と報連相の手段についても共有しておくと良いでしょう。

スケジューリングのやり方についても部下を交えて、決めておくとスムーズです。

・Plan(計画)をDo(実行)に移す前に項目を徹底的に見直す
・事前に報連相のタイミングや手段を決めておく
・スケジューリングのやり方をあらかじめ決めておく

pdca-example

これを徹底することで、上司と部下が得られる結果に齟齬が発生しにくくなり、相乗効果があがり、仕事の効率も良くなります。

また、仕事を終えたあとに、上手に振り返るCheck(評価)を行い、失敗や改善点が必要だった場合には、経験を次に生かすAction(改善)が大切な項目になってきます。
何度も「PDCA」を繰り返し、成長することで企業にとっても、部下にとっても能力アップに繋がり、マネジメントシーンに活きていくことでしょう。



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