『東京物語』が語る「幸せ」の不確かさ 著者:西口想(にしぐち・そう) 85年以上の歴史をもつ英国映画協会(British Film Institute)は、著名な映... 続きを読む» 13 2019/09/25
炭鉱映画としての『フラガール』 著者:西口想(にしぐち・そう) 私は『ブラス!』(マーク・ハーマン監督、1996年)や『リトル・ダンサー』(スティーブン・ダル... 続きを読む» 36 2019/08/27
イーストウッドのフォーディズム(『パーフェクト・ワールド』ほか) 著者:西口想(にしぐち・そう) 企業CMの「ジェンダー炎上」が止まらない。 流れ星のように瞬きをする間に燃えては消えていくため... 続きを読む» 10 2019/07/24
『風立ちぬ』とジブリという夢 著者:西口想(にしぐち・そう) 映画『風立ちぬ』(宮崎駿監督、2013年)で、観るたびに感動する場面がある。 主人公の堀越二郎... 続きを読む» 8 2019/06/26
『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を封鎖できません! 著者:西口想(にしぐち・そう) ジブリ作品などアニメーション映画以外の「実写」の日本映画で、これまで最も多くの観客を映画館に集... 続きを読む» 40 2019/05/28
生き延びるための『GODZILLA ゴジラ』 著者:西口想(にしぐち・そう) 私が思春期を過ごしたのは90年代後半。その頃ハリウッドは「ディザスター(災害)映画」を量産して... 続きを読む» 28 2019/04/23
寅さんはクズか? 『男はつらいよ』の分からなさをめぐって 著者:西口想(にしぐち・そう) 『男はつらいよ』(山田洋次原作・脚本、1969~1995年)は、今なお日本の「国民的映画」の筆... 続きを読む» 39 2019/03/26
不倫がまだ『失楽園』だった頃 著者:西口想(にしぐち・そう) 物心ついてからこの社会はずっと「不倫ブーム」である。 芸能人の不倫報道が絶えず盛り上がり、不倫... 続きを読む» 15 2019/02/26
『メリー・ポピンズ』のマジカル労働歌 著者:西口想(にしぐち・そう) 前回取り上げた『スーパーの女』と同じく、子どもの頃大好きだった映画に『メリー・ポピンズ』(ロバ... 続きを読む» 26 2019/01/29
『スーパーの女』が描いた「改革」の時代 著者:西口想(にしぐち・そう) 幼い頃、照明を消した居間で家族4人でよく映画を観ていた。 映画に性的なシーンが出てくると、親が... 続きを読む» 13 2018/12/19
『桐島、部活やめるってよ』は労働の物語か 著者:西口想(にしぐち・そう) 私の通っていた中学校の体育館には「良きプレーヤーである前に、良き中学生であれ」と大書された横断... 続きを読む» 16 2018/11/29
傷つく男とリチャード・カーティス問題(『ラブ・アクチュアリー』ほか) 著者:西口想(にしぐち・そう) 先日、映画館に『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、2018年)を観に行った。原作小説が好きで、公... 続きを読む» 9 2018/10/30
『マイ・インターン』から考える理想の上司と部下 著者:西口想(にしぐち・そう) 毎年「理想の上司ランキング」が発表され、芸能人やスポーツ選手がランクづけされるのを目にするたび... 続きを読む» 9 2018/09/26
映画版『モテキ』に見る仕事を通じた「成長」と「恋愛」の息苦しい関係 著者:西口想(にしぐち・そう) 『世界の中心で、愛をさけぶ』から7年後、高校生のプラトニックな悲恋を演じた森山未來と長澤まさみ... 続きを読む» 16 2018/08/22
『おくりびと』は転職映画として観ると面白い 著者:西口想(にしぐち・そう) 「あなたの好きな映画は?」と問われて、『おくりびと』(滝田洋二郎監督、2008年)と答える人は... 続きを読む» 8 2018/07/24
『そして父になる』の「格差」のリアリティにモヤモヤする 著者:西口想(にしぐち・そう) 日本時間で2018年5月20日の未明、是枝裕和監督の新作『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画... 続きを読む» 16 2018/06/27
『世界の中心で、愛をさけぶ』と「坂元印」のもっと小さな愛 著者:西口想(にしぐち・そう) 毎日のように映画を観ていた時期があった。どの映画館で何がかかっているかをまめにチェックしていた... 続きを読む» 14 2018/05/22
オフィスラブと「私」の物語 著者:西口想(にしぐち・そう) この連載の感想を聞いているとき、何度か同じ質問をされた。 なぜ西口は、しばしば女性の主人公に着... 続きを読む» 35 2018/03/22
未来のオフィスラブはプラトニックである 著者:西口想(にしぐち・そう) もうこの仕事を長く続けられそうもないな、と思うとき、私たちは強く不安を感じる。 転職できる場所... 続きを読む» 15 2017/11/17
東京ラブストーリーと貞操をめぐる闘争 著者:西口想(にしぐち・そう) 私は小学生の頃、よく学校を仮病で休んでいた。共働きの両親が出かけるのを布団のなかから見送ったあ... 続きを読む» 17 2017/09/07
オフィスラブとセクハラの境界 著者:西口想(にしぐち・そう) 『手のひらの京 』は、小説家・綿矢りさがはじめて自身の故郷である京都を舞台に書いた長編小説だ。... 続きを読む» 21 2017/06/02
祖父母たちのオフィスラブ伝説 著者:西口想(にしぐち・そう) 田辺聖子の長編小説「甘い関係」は、雑誌編集記者の彩子(23歳)、中小企業の事務員として働く美紀... 続きを読む» 16 2017/02/24